“アンコンシャスバイアス”は脳にとって自然なことかも!? それでも相手を思いやる配慮を。
ディスカッションののち、講師の土橋さんから「アンコンシャスバイアスは悪いことをしているわけではなく、脳が思考する際の癖」なのだという説明が。
アンコンシャスバイアスは今までの経験、分類・区分・カテゴリー分け、社会通念などから、脳が効率的にものごとを認知しようと無意識に生んでいるものなのだそう。
参加者からは、今回ディスカッションを通じて気づいたような「当たり前に思っておこなっていたコミュニケーションが、誰かにとって違和感や不利益になっている」ということを防ぐために、このアンコンシャスバイアスを意識して注意し、気づくことが大切だという意見がありました。
皆さん最後には「口に出す前に考えを整理してみる」、「最初に自分のことを話すようにする」など、意図せず相手に誤ったメッセージを送ることを減らそうと対策を思案していました。
セミナー参加者のアンケートからは
「対立や誤解が生じたときに、まずは自分の行動や思考を振り返ることが大切だと思った。」
「自分の無意識の中に根付くものがある事を、理解する面白いセミナーでした。」
などの声があがり、ぜひ職場にこのセミナーでの学びをフィードバックしたいという声があがっていました。
セミナーの後は懇親会も行われ、さらにお互いの職場をよくするためにどうしたらよいかなど、さらに議論は深まったようです。
配信: SODANE
関連記事: