「家事に時間を取られて自分のやりたいことができない…」
「家事の負担が大きくて時間と心に余裕がなく、家族に当たってしまう…」
家事が生活の大きな負担になっている方は多いでしょう。それでも家事は生活に欠かせず、家族の誰かがこなす必要があります。

そんな時は「家事ハック」を活用してみてはいかがでしょうか。

時短（時間の短縮）から時産（時間を産む）へと発想を転換しゆとりのある生活を応援する「ゆとりうむプロジェクト」が、「家事ハック大賞2024」を実施しました。グランプリを含む計9つの受賞アイデアが選ばれました。

本記事では受賞アイデアを4つ紹介します。ぜひアイデアを活用して自分の時間をうみ出してくださいね！

家事ハック大賞とは

家事ハック大賞
「家事ハック大賞」は、生活にゆとりをうみ出すアイデア「家事ハック」を競うコンテスト。応募された多数のアイデアの中から、家事ハック大賞のグランプリ、準グランプリ（炊事・洗濯・掃除・名前のない家事部門）、冷凍貯金賞、後かたづけラクラク賞、ゆとりすた賞を選出します。

受賞作品紹介

■グランプリ：せいろと鍋の2段調理

【グランプリ】せいろと鍋の二段調理

【グランプリ】せいろと鍋の二段調理
グランプリはてちち（@777techichi777）さんの「せいろと鍋の二段調理」です！
「家族に野菜たっぷりのご飯を食べてほしい」「仕事終わり時間がない中で、なるべく時短で料理したい」栄養たっぷりの食事と時短のどちらも叶えたいと試行錯誤した結果、せいろと鍋を重ねた二段調理にたどり着いたそうです。

せいろと鍋を重ねて同時に加熱するので、時短だけでなく光熱費の削減にもつながります。

さらにせいろにはクックパー（R）クッキングシートを敷くのでせいろが汚れず洗い物もラク。栄養たっぷりの食事が短時間でできてさらに光熱費の削減も期待できるせいろと鍋を重ねた二段調理は、年末が迫り忙しくなってくるこの時期にぜひチャレンジしてみたいですね！

なお「せいろと鍋の二段調理」は「家事ハック大賞グランプリ」だけではなく「後かたづけラクラク賞」も同時受賞されています。

■準グランプリ（炊事）：ハムカップ　

【準グランプリ（炊事）】ハムカップ
準グランプリ（炊事）はぱっち ブラックマ公式アンバサダー（＠patti_sidejob）さんの「ハムカップ」です！

ハムカップを思いついたきっかけは、小5の娘さんの「ハムをカップにしたらかわいいよ！」の一言。小5の娘さんの発想が原点となり、生まれた家事ハックです。

お弁当作りの際使い捨てのカップの代わりにハムを使用し、使い捨てカップを購入する費用とゴミを捨てる手間の削減に成功！他にもハムがお弁当の彩りになるなど、嬉しい効果が多いそうです。毎日のお弁当作りに頭を悩ませている方には、ぜひチャレンジしてみてほしい家事ハックですね！

■準グランプリ（洗濯）：タオルで脱水サポート

【準グランプリ（洗濯）】タオルで脱水サポート
準グランプリ（洗濯）はゆー（＠8522yu）さんの「タオルで脱水サポート」です。家族の急な洗濯物の対応をする中で生まれた家事ハックです。

方法は洗濯した衣類を乾いたタオルで包み脱水にかけるのみ。タオルが洗濯物の水分を吸収するので洗濯物を早く乾かせるそうです。寒くなってきて洗濯物が乾かない…と悩む日が増える時期に、ぜひ取り入れて家族を喜ばせたいですね！

■冷凍貯金賞：薬味の冷凍貯金

【冷凍貯金賞】薬味の冷凍貯金

【冷凍貯金賞】薬味の冷凍貯金
冷凍貯金賞は富田 ユキ子（＠itigodaifuku4417）さんの「薬味の冷凍貯金」です。「友人からもらったスダチを無駄にしたくない」という思いから生まれた家事ハックです。

スダチの上に大根おろしと刻みネギを乗せ冷凍しておき、必要な時に自然解凍して使用します。手軽に料理の味を変えられるので、鍋料理が増える冬に味わいを変えたいときにぴったりのアイデアです。

＊　＊　＊

家族や友人を大切に想う気持ちから生まれた家事ハックが、結果的に自分の時間と心にゆとりをうみ出してくれたようですね。ぜひ皆さんも家事ハックを積極的に取り入れて、家族も自分も満たしてゆとりある年末を迎えましょう！

文＝河村夢美

配信： レタスクラブ