箸休めやおつまみに重宝する漬け物。でも、市販のものって、けっこう甘~く味付けされているんですよね。もちろんおいしいのですが、出来ることなら自分好みの塩味と甘味で作るのがベスト。もちろん味だけでなくコスト面でも(笑)。そこで本日はYouTubeチャンネル『幸せのレシピ』で162万回も再生されている人気レシピ「ゆず大根」を作ることに。市販の漬け物が買えなくなるほどのおいしさらしいです♪
絶対お店で売ってない味わいの「やばい漬け」作ろう!美味さの秘密は包丁仕事な”大根の厚み”にアリ
162万回再生!YouTubeチャンネル『幸せのレシピ』の漬け物レシピ
YouTubeチャンネル『幸せのレシピ』は、野菜料理研究家のKUWAさんが運営するチャンネル。「お家で作るご飯をもっと美味しく」をテーマに、野菜をたっぷり使ったおいしいレシピを紹介しています。
本日は、その中から162万回も再生されている大人気の漬け物「ゆず大根」を作ることに。”切って混ぜるだけ”なのに、市販の漬け物が買えなくなるほど、おいしく仕上がるそうです。また、漬け物を作る際に取り除いた大根の皮は、捨てずにきんぴらにするのだとか♪エコですね。
では、作ってみましょう。
市販の漬け物が買えなくなる旨さ!「ゆず大根」の材料と作り方
【材料】
大根…1/2本(皮つきで700gほど)
ゆずの皮…1個分
昆布…3g
◆大根の塩もみ用
塩…小さじ1
◆調味液
砂糖…大さじ2
塩…小さじ1/4
酢…大さじ3
ゆずの絞り汁…大さじ2
今回は、分量を半分にして作ります。ゆずは小さかったので、1個使用。砂糖はてんさい糖を使用。
大根は上半分を使うのが、おすすめとのこと。水分が多くて甘いので、漬け物に向いているそうです。
【作り方】
1. 大根の皮を厚めに剥き、食べやすい大きさに切ります。
皮のすぐ内側にある筋っぽい部分は、味が染みにくいので、厚めに剥くといいんですって。
今回は、1cm弱くらいの厚さに剥きました。皮は捨てずに、きんぴらにするそうです。作り方は後ほど。
皮を剥いた大根は、長さは3~4cm、厚さは1cmくらいの棒状に切りました。
2. ポリ袋に大根を入れ、塩を加えて揉み、20分ほど置きます。
途中、10分ほど経ったら、もう一度揉んで塩をなじませると、より脱水出来るそうです。
3. ゆずの皮を剥きます。皮の白い部分は苦いので、包丁でそぎ落しましょう。
不器用なもので、包丁で白い部分を取り除くことは出来ませんでした(苦笑)。そこで、グレープフルーツなどを食べる時に使うギザギザのスプーンでそぎ落すことに。
簡単に白い部分が取れるので、おすすめです。
ゆずの皮は、なるべく細く千切りにします。彩りがきれいで、食べた時の食感もいいそうです。
ゆずの調理を始めると、台所が爽やかなゆずの香りに包まれます。とってもいい香り♪
4. 皮を剥いたゆずの果汁を絞ります。ゆずをまな板の上で転がしてから絞ると、絞りやすいそうです。
今回は小さいゆずだったので、コロコロしなくても簡単に絞れました(笑)。
5. 2を流水で洗い、塩を洗い流します。
キッチンペーパーで、しっかり大根の水気を拭き取ります。大根の水気をしっかり切ると、調味液が染み込みやすいとのこと。
6. 器に調味液(砂糖、塩、酢、ゆずの絞り汁)と千切りしたゆず、キッチンばさみで細く切った昆布を加え、よく混ぜます。
今回は、大根を漬け込むジッパーつき保存袋の中で混ぜることに。洗い物がひとつ減ります(笑)。
7. 6に5を加えて、揉み込みます。大根と調味液が混ざったら、袋の空気を抜いて口を閉じます。冷蔵庫で数時間冷やしたら、出来上がり。
漬け込む時間は、お好みでとのこと。2時間くらいだと浅漬け、半日ほど漬け込むと味がしっかり入るそうです。
今回は、5時間ほど漬けました。
調理時間は、漬け込む時間を除いて25分。大根を塩で揉んで水分を出す20分の間に、ゆずや調味液の準備をすると、効率的かなと思います。
では、いただきます!
おっ、爽やか♪
ゆずの香りをしっかりまとった、爽やかでフルーティーなお漬け物。ポリポリパリパリ、いい歯ごたえです。
5時間ほど漬けましたが、浅漬けっぽい大根の瑞々しさもありつつ、砂糖の甘味や酢の酸味、昆布の旨味が大根の中に染み込んでいて、おいしいです。塩味も甘味も、強すぎないところが◎。
ゆずの白い部分を取り除いたので、ゆずの苦味が強すぎることはなく、ほどよい苦味。甘味、酸味、旨味、苦味、塩味のバランスがちょうどよくて、箸休めにぴったりです。お正月の一品に加えるのも、いいかも。
”箸休め”と言いつつ、爽やかでフルーティーなおいしさに、箸は止まりませんけどね(笑)。
続いて、漬け物を作る際に取り除いた大根の皮で、きんぴらを作ってみましょう。
大根の皮できんぴらを作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】
大根の皮…200g
にんじん…1本
酒…小さじ2
砂糖…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
白だし…小さじ1
唐辛子…適量 ※種を取り除き、輪切りにする
白いりゴマ…適量
ゴマ油…小さじ1
昆布…1枚 ※入れなくてもOK
今回は、分量を半分にして作ります。また、昆布はお好みでということなので、入れずに作ることに。
昆布を使う場合は、水(分量外)で戻し、やわらかくなったら、キッチンばさみで細く切ります。戻し汁も炒める際に使うそうなので捨てないように。ちなみに、戻し汁の量については、説明がありませんでした。
【作り方】
1. 大根の皮とにんじんを食べやすい大きさに切ります。
にんじんは皮を剥かずに使用しました。きんぴらなので、細めにカット。
2. フライパンにゴマ油を引き、大根の皮とにんじんが、しんなりするまで炒めます。途中で唐辛子も入れます。
3. 酒、砂糖、しょうゆ、白だしを加え、汁気がなくなるまで炒めます。昆布を入れる場合は、このタイミングで戻し汁と共に加えます。
4. 3に白ゴマを振ったら、出来上がり。
調理時間は5分。めちゃめちゃ簡単です。捨てるはずの大根の皮で一品出来ちゃうのは、うれしい限り。
では、いただきます!
あら、おいしい。コリコリした歯ごたえで、噛めば噛むほど、にんじんと大根の甘味を感じます。
白ゴマの香ばしさと、ピリリと辛い唐辛子が、食欲をそそります。
やさしい味付けで、砂糖の甘味とだしの旨味がほどよく効いています。
もう少し濃い味付けでもいいかなと思いますが、にんじんと大根の素朴なおいしさを感じるので、個人的にはけっこう好き。夫には味が薄すぎたみたいですけど(笑)。
ということで、今回はYouTubeチャンネル『幸せのレシピ』の「ゆず大根」と、残った皮で「大根の皮のきんぴら」を作りました。どちらも野菜のおいしさをいかした、やさしい味付け。さすが、野菜料理研究家のレシピだなという感じでしたよ。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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