■鉄活スペシャリスト石田清隆氏が解説!鉄不足はなぜ起こる?対策とは?
鉄分不足は、まず食生活を見直そう
そもそも鉄分は、ミネラルの一種で、カラダをつくる材料になったり、多くの働きをしている。でも、体内では合成ができないため、食物から摂る必要がある。でも、なぜ鉄分不足になるのだろう。
「私たちは、普段の食事から1日に10?15mgの鉄分を摂取しています。そのうち約1割が便や尿、汗などから排泄されて、バランスを取っています。ですが、女性の場合は、ひと月で食事から約30mgの鉄分を摂取していても、生理の出血によって、約60mgが出てしまいます。そのため、10?40代の女性は慢性的に鉄分不足に陥りやすいのです」(石田先生)
また、無理なダイエットや糖質が多い食事、肉不足などの食生活の乱れによっても、鉄分に影響がでるよう。「鉄分は、赤血球の材料となり、(1)酸素の運搬(2)神経の伝達(3)コラーゲン合成(4)エネルギー産出の4つの働きがあります。これによって、活力があるカラダが作られます。一方、鉄分が不足してしまうと、これらの働きがなくなり、健康や美容面で不調を感じるようになります。食生活から鉄分を多く摂る意識を持つことが大切です」(石田先生)。
普段の食生活で、簡単に取り入れられる3つのアイデアをご紹介するので、身近なところから鉄活を始めよう。
<こんな人は鉄分不足の可能性あり!>
・なんとなく不調が普通
・生理の出血量が多い
・かかとがカサカサしている
・甘いものがやめられない
・肌荒れがなかなか治らない
配信: OZmall