文字通り〝体を張って〟文字を表現する動物の姿が、X上で注目されている。
早速、皆さんにもご覧いただこう。
こちらは、岡山県在住のXユーザー・リプトン(@ImoGaeru0214)さんが2024年11月23日に投稿した写真だ。透明なケースの壁面に、黒い字でひらがなの「もやし」というワードが書かれている。
ただ、「もやし」の「も」の部分をよく見てみると……。
そう。「も」は、それっぽいポーズで張り付いているイモリだったのだ!
一体どういう経緯でこんなユニークな状況になったのか。29日、Jタウンネット記者は投稿者・リプトンさんを取材した。
父親が「家族を笑わせるために」
岡山県在住の18歳・リプトンさん。注目を集めたのは、自宅で飼育されているオキナワシリケンイモリだ。
張り付いているその子の横に、「やし」を付け足したのは、彼女の父親だという。
「発見した時はカタカナの『キ』の形だったので『キリン』にしようとしていたら、いつの間にか平仮名の『も』になっていたので、思いつきで『もやし』の『やし』をサランラップに書いて貼り付けていました」(リプトンさん)
父の斬新な発想を面白がったリプトンさんは、家族LINEで盛り上がった後、Xに投稿。
するとポストは15万件以上のいいね(12月2日夕時点)を集めるなど大きな話題に。ユーザーからは、こんな声が寄せられている。
「可愛すぎる」
「かわいいしセンスがすごい」
「完璧だ」
「読めてしまったw」
「まごうことなき『もやし』だなw」
「い ”も” り じゃないところがいいですねw」
こうした反響に対し、「作者」であるリプトンさんの父親は
「家族を笑わせるためにした行動がこんな反響を呼ぶと思っていなくて驚いている」
と述べているとのこと。
そして、「もやし」からはいつの間にかイモリが移動し、ただ「やし」と書かれた箱になっていたものの……。
リプトンさんの父親は味をしめ、さまざまな「イモ字」を生み出し続けているようだ。
配信: Jタウンネット