【大根おろし】は100均でじゅうぶんか!?価格差18倍の“100均じゃない商品”で比較!違いはいかに…徹底検証

【大根おろし】は100均でじゅうぶんか!?価格差18倍の“100均じゃない商品”で比較!違いはいかに…徹底検証

「大根スリスリ」でおろしてみる

 大根は3~4cm厚で輪切りにしたものを使っています。まずは「大根スリスリ」からおろしてみました。まず感じたのが、すごく使いやすい。普通に大根おろしを作ろうと思ったら、おろし金をドンブリなどに上に置いたり、皿やバッドの上に立てて大根をおろす必要があります。


「大根スリスリ」を使って30秒で残った大根はこれだけです。歯もよく切れているのですが、トレイが一体になった構造の使いやすさが光ります。

 しかし「大根スリスリ」はおろし面にトレイが装着できる構造なので、キッチン台の上でも、テーブルでも、まな板の上でも好きな場所で大根がおろせます。また、台の上で支点となるヘッド部分とハンドルには滑りにくいエラストマー樹脂を採用しているそうで、確かに滑りづらく力がかけやすいのです。


「大根スリスリ」を使って30秒でおろした大根おろしは69g。気持ちよくはおろせますが、これが多いのか、少ないのかは不明な状態です。

 その結果、30秒おろすことのできた大根おろしの量は69g。水分も含んでいるので薬味にしても、やや少ないくらいの量です。気持ちよくおろすことはできましたが、早くおろすことができているのかは不明です。

ダイソー「ステンレス製おろし金」でおろしてみる

 続いて「ステンレス製おろし金」で同じように大根をおろします。時間は当然30秒。「ステンレス製おろし金」の場合は、おろした大根を受け止める容器が必要です。できるだけ早く大根をおろすことができるように、フチのある広めの皿の上で大根をおろしました。

 ある程度の力で「ステンレス製おろし金」を支え、大根を押し付けることができしたが、「大根スリスリ」のように安定はしません。これを力で押さえ込みながら大根をおろす必要があるので、力の弱い人には使いづらいでしょう。


税込110円の「ステンレス製おろし金」でも30秒で46gの大根おろしをおろすことができました。こうなると18倍の価格差のほうが気になります。

「ステンレス製おろし金」を使い30秒でおろした大根の量は46gでした。「大根スリスリ」でおろしたときの67%くらいです。価格差が18倍あることを考えると「ステンレス製おろし金」はかなり優秀と言える結果でしょう。

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