手にするだけでも幸福度がアップする!と本書を見た人から言われている、神社神職・桃虚さんの新刊『神様と暮らす12カ月 運のいい人が四季折々にやっていること』。
そもそも「運気」って、「幸せ」って、「神様」って……何なのでしょうか?
本書の冒頭にその答えが書かれています。そちらをさっそく公開です。
(イラスト:宮下和)
【著者のことば】
私は、現役の神職として、毎日神社でおつとめしていますが、おまいりされる方々のなかに、あきらかに「運気がいい人」をお見かけすることがあります。
彼らには共通する点があります。
どんなに忙しくても、季節の変化を見つけて、楽しんでいる――“雅(みやび)”な心の持ち主だということです。
私は、「ああ、この人は“神様と暮らしている”から、運気がいいのだな」と、合点がいくのです。
というのも、日本では、季節のなかに、自然のなかに、八百万(やおよろず)の神々がいるからです。
ここでちょっと、『枕草子』『古今和歌集』などの古典を紐解いてみましょう。すると、当時の人たちは、私たちよりもずっと「神様と仲良く暮らす方法」を知っていたことがわかります。
そして、「遊び心」を忘れていなかったことも。
神様たちを喜ばせるセンスのことを、「宮び=雅」と呼ぶのです!
雅に生活するために、さっそく何をしたらいいでしょうか?
それは、季節に「五感」を開いて、最大に味わい、生活に取り込むこと。
そんなにシンプルで簡単なこと!? と思うかもしれません。しかし、いざ実践してみれば、今まで気づかなかった幸運や吉兆に気づくことができます。そして体が、脳が、華やぎはじめます。
それは、季節を味わい、楽しむことで、神様と一緒に暮らすようになり、その神様から、良い運気をもらえるようになるからです。
それだけではありません。
「神様と暮らす」ということは、実は「生活の知恵」であり、「洗練された教養」です。
五感を開いて、季節を感じる――。
これこそが、一番簡単で、一番効果の高い、
「幸運な日々を手に入れる方法」であることを、ぜひ知ってください。
配信: 幻冬舎Plus
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