健康と呼吸には深い関わりがあり、呼吸を安定させて整えることが健康なからだへの近道になる場合があります。そこで注目したいのが「呼吸筋」です。呼吸筋とは呼吸に関わる筋肉の総称で、この筋肉をほぐすことで呼吸機能を高めやすくなります。そこで、今回は日常生活にとり入れたい「呼吸筋ストレッチ」をご紹介します!
呼吸と自律神経の関係
呼吸と自律神経には大きな関係性があり、息を吸うときは交感神経、吐くときは副交感神経に支配されているといわれています。
呼吸が感情の動きと連動していることを「情動呼吸」といいます。「緊張すると呼吸が速く、浅くなる」といった経験はありませんか? これがまさしく情動呼吸です。
速く浅い呼吸はさらに交感神経を刺激し、からだを 「戦闘モード」にしてしまいます。緊張したときに「とりあえず深呼吸をしよう」とするのは、ゆっくりと深く呼吸することで副交感神経を活性化させ、からだを少しでもリラックスさせるためといえます。(※1)
呼吸筋ストレッチで期待できる効果
呼吸筋と自律神経に関わりがあるとわかったところで、次は呼吸筋ストレッチの具体的な効果をみていきましょう。
配信: たまひよONLINE