海底はアタリ多く賑やか!も、餌盗り名人は本領発揮!?
『第二十一巳之助丸』は平作川を下り久里浜湾に出た。釣り場は、更に10分程走ったこの所絶好調の鴨居沖だ。船長の「はいどうぞ、水深15m」と言うアナウンスでスタート。前日は雨風で釣り辛い中でも好釣果が上がった。好調続きなので期待がかかる。
すると、さっそく右舷胴の間(船中央付近)でカワハギが釣れた!続いてそのお隣りの釣り人!次は同トモ(船尾)!と、アタリがあちこちに波及。皆さん声をそろえて「着底と同時にアタリがありました!海底はとても賑やかですよ」と言っていた。
その反面、「餌は盗られるけど掛からない」、「アタリも何にもない」と言う声も聞こえてきた。いわゆる〝手が合う〟、〝合わない〟で印象が違うようだ。
大流しで点在するカワハギの群れを釣り探る
潮の流れは結構速くてオモリ30号でもミチイトはかなり斜めになった。それでもあちこちで良型中心にポツポツとカワハギが釣れた!潮の流れが弛んでくるとアタリも少しずつ遠退き、ついに潮止まりになると“海底は静か”になったが、それでも〝手が合う〟とカワハギはポツリと釣れた。
浩喜船長によれば「じきに下げ(潮)が効いてまた釣れます!この場所は多くの根が点在していて、大流しで良い群れに当たるたびにパタパタと釣れるんです。暫しの辛抱です」。
午後になるとまた潮がトロリと流れ、船長の“予言”通りあちこちで釣れ始めた。しかも、釣れるサイズが午前よりひと回り大きく、釣り味もアップした!
配信: 釣りビジョンマガジン