とれたて元気市、広島の商業施設に初出店!県内産の新鮮野菜や果物・花など揃う

広島県産の農畜産物が集うJA全農直営・とれたて元気市が、イオンタウン楽々園内にオープン。商業施設にテナントとして初めて入った店舗で、地産地消でフレッシュなものが揃います

JA全農ひろしま直営の農畜産物直売所「とれたて元気市 楽々園店」がイオンタウン楽々園 の開業と共に2024年12月6日オープンします。

とれたて元気市は広島県内に現在2店舗(広島店 / となりの農家店)があり楽々園店は3店舗目。また商業施設のテナントとして入るのは、楽々園店が初めてとなります。

他2店舗はロードサイド店で、広々とした店内には「JAのお肉屋さん」「JAのお魚屋さん」など専門店が入っていますが、

楽々園店では

  • 野菜・果物・花・加工品などを「とれたて元気市」
  • 精肉を「植田商店」
  • 鮮魚を「魚喜」
  • グロサリー(食料品)を「北野エース」

で構成されたエリア一帯を『楽々園マルシェ』としています。

JA・全農・生産者の取組み「3-R」コーナーも

とれたて元気市 楽々園店には、資源循環型農業で生産された農畜産物や加工品ブランドの『3-R(サンアール)』コーナーがレジ前に配置されています。

「3-R」とは、リソース(resource:資源)、リサイクリング(recycling:再利用)、リピート(repeat:繰り返す)の頭文字をとって名付けられた取組みで、

たとえばお米や野菜の生産農家から出た堆肥を「資源」として畜産農家へ供給することで「再利用」したり、転作田で飼料作物を生産し畜産農家の家畜用飼料として提供するなど、互いに連携して地域の環境保全や持続可能な農業を目指しています。

出典:全農

そうして生まれた農産物・畜産物などから作られたブランドが「3-R」。

3-Rによって環境保全や農地を守ることに繋がり、農家さんたちの持続可能な生産や広島県の地産地消にもつながっていくので、応援したい取組ですね!

「とれたて元気市 楽々園店」では、今が旬の「みかん」や「冬ぶどう」など果物のほか、新鮮な野菜や切花・鉢植え・野菜・加工品などが並びます。

系列の他店に比べると規模は少しコンパクトになっていますが、地元生産者さんたちの新鮮な食材と出会えるお店となっています。

手作りPOPで、商品説明がよりわかりやすく!

余談ですが、編集部が訪れた時には美味しそうな数種類の「みかん」がズラリと並んでいたのですが、そのコーナーにあった手作りPOPがとても気になりました。

「元気市に登場予定の柑橘たちの家系図です」

筆者も柑橘好きなのですが、「せとか」「温州みかん」「ポンカン」「不知火(デコポン)」「はるみ」「スイートスプリング」「八朔」…など好んで食べていた柑橘たちが全て【清見(きよみ)】に由来するのだということを、初めて知りました!

こういったPOPも、専門店ならではという感じ。見ていて楽しいですし、分かりやすくてより興味が沸きますね。

おいしい柑橘もとれる広島。次はどんな品種が並ぶのか、個人的にも楽しみです。

▼とれたて元気市 楽々園店

住所:広島県広島市佐伯区楽々園4丁目14-25 イオンタウン楽々園 1階

営業時間:9時~21時

問合せ:082-942-5831

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『広島ニュース 食べタインジャー』は2009年から運営する広島の地域情報サイト。「知るほど楽しくなる広島ガイド」をテーマに、広島に関するニュースやグルメ・イベント・スポットのほか、ニッチで超ローカルなモノまで幅広く独自の視点でお届けします。
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