寒い季節はおいしさも格別!相撲メシの王道「ちゃんこ鍋」を楽しもう

寒い季節はおいしさも格別!相撲メシの王道「ちゃんこ鍋」を楽しもう

相撲メシと聞いて、真っ先に思い浮かぶ料理といえば「ちゃんこ鍋」ですよね。元々は力士たちの体を作るために作られた鍋料理で、栄養も食べ応えも抜群!今ではさまざまなちゃんこ鍋を食べられるお店もありますが、 おうちでも気軽に楽しみたいところ。そこで、今回はちゃんこ鍋の基礎知識からぜひ試してみたいアレンジまでご紹介します。

そもそも「ちゃんこ鍋」って何?

明治時代に始まったといわれる「ちゃんこ鍋」。ちゃんことは相撲部屋の料理番(ちゃんこ番)が作る料理のことで、ちゃんこ鍋もその1つです。

作り方は、鶏ガラベースの出汁に、肉や野菜、魚介類などの具材を煮込んで作ります。鶏ガラを使う理由はずばり、ゲン担ぎ。

牛や豚は4本足で立つことから、力士が手をつく=負けるイメージにつながってしまいますが、鶏は2本足でしっかりと立っているため縁起が良いとされています。

また、魚介類の出汁が使われない理由としては、魚には手足がないため、相手に「手も足も出ない」という意味になり、縁起が悪いとされているそう。

思わず「なるほど!」とうなってしまいますよね。

具材や味付けにルールはあるの?

ちゃんこ鍋には、“こうしなければいけない”といったルールはありません。

定番の具材は鶏肉のほか、白菜、人参、ネギなどの野菜や油揚げ、豆腐などです。ちゃんこ鍋によく入っている鶏団子は、その形が白星を連想させるため、多くの相撲部屋で使われているのだとか。

写真のように牡蠣を入れるのもいいですね。カボスを絞って食べれば、あまりのおいしさにお箸が止まらなくなってしまうはずです♪

また、味付けにも決まりはなく、醤油や味噌などさまざま。お好みの味付けで楽しんでみましょう!