初冬の冷え対策に。料理家の齋藤菜々子さんの「カボチャ」&「レンチン」で作る【週末ゆるっと!ずぼら腸活レシピ】

初冬の冷え対策に。料理家の齋藤菜々子さんの「カボチャ」&「レンチン」で作る【週末ゆるっと!ずぼら腸活レシピ】

日々がんばる女性たちにとって力尽きがちな週の後半に助かる「週末ゆるっと!ずぼら腸活レシピ」。平日の食生活の偏りで乱れがちな腸内環境を整える「潤腸食材」と「道具ひとつ」で、簡単に作れて腸活や冷え改善にも役立つレシピをご紹介。第4回目は、国際中医薬膳師の資格を持つ料理家の齋藤奈々子さん。おなかすっきり整う「カボチャ」と温め食材を掛け合わせ「レンチン」で作るずぼら3品をご紹介。

■「カボチャ」&「レンチン」で体を温めて冷え対策を

ほっくりした食感が人気の「カボチャ」で腸活や冷えにも。レンチンでほったらかして簡単

中医学(中国の伝統医療)にある“食事で体調を整える”という考えを活かし、体調や体質、季節に合わせ、自分に必要なものを食べる薬膳。「中医学では人間の体は五臓(肝・心・肺・腎・脾)、六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)によって生命活動を維持しているとされています 。そしてこれらを動かすのが、体内の気・血・水。この3つがバランスよく循環しているのが健康な状態とされていて、ひとつでも滞ったり欠けたりすると不調の原因にも。そのため、食材を選んで食べるということが大事になってきます」(齋藤さん)

特に腸活と関係のあるお通じには”ツルッと滑らせる”食材を摂ることが最優先。そこで有効なのが「カボチャ」。また、寒くなるこの季節は、冷えによって体内の動きが悪くなり、大腸が縮こまってお通じが滞る人が多いとか。「手足が冷たい、下半身がむくむなど慢性的な冷えを抱えているような、薬膳の考えに基づいた”冷え詰まりタイプ”の人は、冬はいっそう腸の動きが滞りやすいです。カボチャに加えて、ツナや鶏肉、カレー粉など温め食材を摂るのがおすすめです。下記特徴に心当たりのある人は、対策食材&レンチンで簡単に食事でメンテナンスしてみてください」(齋藤さん)

【冷えず詰まりタイプはこんな人】

<特徴>
□手足が慢性的に冷えている
□下半身が慢性的にむくんでいる
□トイレが近く、お小水の色が薄く量が多い
□顔が青白い
□舌が白っぽい、舌の苔も厚く白い
□冷えると腹痛が起きやすい
□はじめは出にくいがのちに軟便になりやすい


<冷え対策食材>
カボチャ
鶏肉
ツナ
カレー粉

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