■「カボチャ」&「レンチン」で体を温めて冷え対策を
ほっくりした食感が人気の「カボチャ」で腸活や冷えにも。レンチンでほったらかして簡単
中医学(中国の伝統医療)にある“食事で体調を整える”という考えを活かし、体調や体質、季節に合わせ、自分に必要なものを食べる薬膳。「中医学では人間の体は五臓(肝・心・肺・腎・脾)、六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)によって生命活動を維持しているとされています 。そしてこれらを動かすのが、体内の気・血・水。この3つがバランスよく循環しているのが健康な状態とされていて、ひとつでも滞ったり欠けたりすると不調の原因にも。そのため、食材を選んで食べるということが大事になってきます」(齋藤さん)
特に腸活と関係のあるお通じには”ツルッと滑らせる”食材を摂ることが最優先。そこで有効なのが「カボチャ」。また、寒くなるこの季節は、冷えによって体内の動きが悪くなり、大腸が縮こまってお通じが滞る人が多いとか。「手足が冷たい、下半身がむくむなど慢性的な冷えを抱えているような、薬膳の考えに基づいた”冷え詰まりタイプ”の人は、冬はいっそう腸の動きが滞りやすいです。カボチャに加えて、ツナや鶏肉、カレー粉など温め食材を摂るのがおすすめです。下記特徴に心当たりのある人は、対策食材&レンチンで簡単に食事でメンテナンスしてみてください」(齋藤さん)
【冷えず詰まりタイプはこんな人】
<特徴>
□手足が慢性的に冷えている
□下半身が慢性的にむくんでいる
□トイレが近く、お小水の色が薄く量が多い
□顔が青白い
□舌が白っぽい、舌の苔も厚く白い
□冷えると腹痛が起きやすい
□はじめは出にくいがのちに軟便になりやすい
<冷え対策食材>
カボチャ
鶏肉
ツナ
カレー粉
配信: OZmall