初冬の冷え対策に。料理家の齋藤菜々子さんの「カボチャ」&「レンチン」で作る【週末ゆるっと!ずぼら腸活レシピ】

初冬の冷え対策に。料理家の齋藤菜々子さんの「カボチャ」&「レンチン」で作る【週末ゆるっと!ずぼら腸活レシピ】

日々がんばる女性たちにとって力尽きがちな週の後半に助かる「週末ゆるっと!ずぼら腸活レシピ」。平日の食生活の偏りで乱れがちな腸内環境を整える「潤腸食材」と「道具ひとつ」で、簡単に作れて腸活や冷え改善にも役立つレシピをご紹介。第4回目は、国際中医薬膳師の資格を持つ料理家の齋藤奈々子さん。おなかすっきり整う「カボチャ」と温め食材を掛け合わせ「レンチン」で作るずぼら3品をご紹介。

【土曜日:カボチャと鶏肉のごま味噌煮】 滑りをよくするカボチャと体を温める鶏肉で腸活

「カボチャ同様に鶏肉は体を温める働きもあり寒くなり始めた季節にぴったり。薬膳料理で腸を活性化させるのに非常に重要な食材のひとつであるカボチャは、気を補う効果のある鶏肉と組み合わせることで、エネルギーが満ちて代謝が上がり、冷えの緩和や疲労回復に役立ちます」(齋藤さん)

<材料・2人分>
A
水…80ml
味噌…大さじ1
酒、醤油、砂糖…各大さじ1/2

カボチャ(皮をむいて3㎝大)…大1/8個(250g)正味200g
鶏もも肉(余分な脂を切り落とし、食べやすい大きさ)…1枚(300g)
白すりごま…大さじ2

<作り方>
1.耐熱ボウルにAを入れて混ぜ合わせたら、カボチャの皮面を下にして加える。
2.鶏肉は皮面を上にしてのせ、ふんわりとラップをして600wで7~8分、鶏肉に火が通るまで加熱する。
3.白すりごまを加えてさっと混ぜ、器に盛る。

ずぼらPOINT

カボチャの皮面を下に、鶏肉の皮面は上にしてレンチンすることでカボチャは加熱しやすく、鶏肉は硬くなるのを防ぎます。

【日曜日:カボチャのスパイシーサラダ】カボチャとスパイスの名コンビ。冷えた体を芯から温める

「カボチャに加えて乳製品であるヨーグルトも便のすべりをよくしてお腹すっきり。そしてカレー粉にはターメリック、ウコン、シナモンなど薬効成分のある生薬が多くこれらは消化を助けたり、体を温めて血行をよくしたりしてくれたりします」(齋藤さん)

<材料・2人分>
カボチャ(2㎝角に切る)…小1/4個(350g、正味300g)

A
プレーンヨーグルト…50g
ニンニク(すりおろし)…少々 
カレー粉…小さじ1/2
塩…小さじ1/3
オリーブオイル…小さじ2

生ハム(食べやすい大きさにちぎる)…8枚
紫玉ネギ(薄切りにして水にさらす)…1/8個(なければ玉ネギ可)

1.耐熱ボウルにカボチャ、水大さじ3(分量外)を入れてふんわりとラップをして600Wのレンジで5分加熱し、粗熱をとる。
2.混ぜ合わせたAを1に加え混ぜ、全体がなじんだら生ハム、水気を切った紫玉ネギを加えてさっと混ぜたら器に盛る。

ずぼらPOINT

カボチャが柔らかくまるまでレンジで加熱したら、あとは調味料を混ぜるだけ。多めに作っておけば作り置きおかずにも最適です。

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