味もカフェインも“いいとこ取り”でちょうどいい。カフェインハーフを発売した理由
中西弘明さん ネスレ日本株式会社 飲料事業本部 レギュラーソリュブルコーヒー&システムビジネス部 シニアマーケティングスペシャリスト。2014年に入社し、東北や関西で営業やビジネス企画業務に従事したのち、現在は『ネスカフェ』のブランドマーケティングを担当
仕事のお供や食事後に、オンオフの切り替えに、コーヒーが欠かせないという人は少なくないはず。味はもちろんカフェインレスなど選択肢が増えるなか、コーヒーブランド『ネスカフェ』から「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインハーフ」が登場。コンセプト作りから携わった中西さんに、カフェインハーフが生まれた経緯や開発秘話、その味わいを教えてもらいました。
「コロナ禍以降、在宅時間が増えてコーヒーを飲む回数が増えた、睡眠に影響がないか気になる、という話を聞くようになりました。カフェイン摂取量を気にする方が増えたんですね。当初はカフェインレスでカバーできると考えていたんですが、アルコール市場で低アルコール飲料が成長しはじめていることに着目しました。コーヒーをもう1杯飲みたいけど夜はきちんと寝たい、でもカフェインレスだと物足りない、そんなニーズがあるんじゃないかと考えたんです」
「カフェインハーフは、コーヒー好きな人にとっては何杯も気兼ねなく楽しめて、コーヒーを飲み慣れていない人にとっては飲みやすい、上質な香りが楽しめるすっきりとした味わいです。『ゴールドブレンド』のおいしさの秘密のひとつに、豆の特長に合わせて徹底した時間・温度管理で焙煎する“スターロースティング製法”があります。選りすぐった豆に最適な焙煎を施すことで、十分に満足いただける味をめざしました。朝もゆるやかにスタートしたい、シャキッと感をキープしたい、夕方もうひと踏ん張りしたい、そんな幅広いニーズに応えてくれると思います」と笑顔を見せた。
1日を通してコーヒーを楽しむ。自分らしく“カフェインチョイス”を
(左から)朝はカフェインを含むコーヒー、夕方はカフェインハーフ、寝る前にはカフェインレスというように時間で“カフェインチョイス”するのもおすすめ
コーヒーのおいしさやカフェインによるシャキッと感をキープしつつ、カフェイン量は抑えられる、まさに“いいとこ取り”なカフェインハーフ。どんな取り入れ方がおすすめかを尋ねてみると。
「朝やランチ後はカフェインを含むコーヒー、夕方にカフェインハーフ、寝る前にはカフェインレスというように時間で変えてもいいですし、毎日たくさんコーヒーを飲むなら朝から夕方までカフェインハーフでもいいと思います。好きな時に好きな量のカフェインを自由に選んでほしいですね。コーヒーの種類が豊富な今だからこそ、その人らしい“カフェインチョイス”を楽しんでいただけたら」と中西さん。
「『ゴールドブレンド』は57年と長い歴史を持つブランドですが、カフェインハーフは実に50年ぶりとなる新カテゴリーになります。コーヒーの楽しみ方の幅をさらに広げられたらという思いです。マジックアワーの時間帯をイメージした、夕暮れのグラデーションを表現したパッケージもこだわりなので、ぜひ注目してほしいですね。気軽に手に取ってもらえたらと思っています」
配信: OZmall