「似合う服がわからない」「同じような洋服ばかり買ってしまう」という「たまひよ」アプリユーザーから寄せられたファッションの悩みについて、スタイリストの稲葉美紀さんにアドバイスしてもらいました。

体型の変化、それとも年齢のせい？みんなの洋服選びの悩みとは…

まず、みんなのファッションに関する悩みの声をお届けします。

◾️毎回同じ
「年齢や体型を考えて、地味だったり、毎回同じ服を買ったりしてしまいます」（Chi）

◾️何を着ればいいの？
「ファッションセンスがなく流行にうといため、何を着ていいかわからないと悩むことが多いです」（さとみ）

◾️似たようなワンピばかり
「だいたいロングのワンピースになります。しかも似たような形が増えています」（ぴよぴよ）

◾️バッグで女子感を
「パンツしかはかなくなりました。スカートは必要に迫られないと着ないので、いつもボーイッシュになりがち。バックなどで女子感を出しています」（えーちゃん）

◾️同じような色をセレクト
「どんな色が似合うのかわからず、結局同じような色の服が増えています」（たいちゃんママ）

◾️お腹が隠れること！
「好みかどうかより、お腹の肉が隠れる服ばかり探してしまいます」（あーと）

◾️結局何が似合うの？
「いろいろな洋服を着てきたけど、結局自分にどんなのが似合うのか分かりません。子どもが生まれてからは、自分にかけるお金も時間もなくて同じような服をずっと着てしまいます」（ほのママ）

◾️快適さを追求
「服を買いに行くのが面倒。着心地のよい服を色違いで買ったり、似たデザインの服を買ったりして、コーディネートがラクにできるようにしています。けれども、自分は快適ですが、周りの友だちはそういう私をどう思っているんだろと、少し気になります」（ねこ）

◾️ありきたりなコーデに
「もっとおしゃれを楽しみたいけど、母親っぽい格好や年相応なファッションなど、いろいろ考えすぎて、ありきたりなシンプルなコーデになっています」（おもち）

アラフォーの体型カバーは、バッグやアクセで縦長ラインを意識して

ここでは、スタイリストの稲葉美紀さんにアラフォーの洋服選びと、秋冬の取り入れたい小物使いついて、聞きました。

「アラフォーになると、今まで着ていた服が似合わなくなったり、何を買ったらいいか悩んだりすることがあると思います。
肌の色、髪色によって似合う色はそれぞれですが、年齢を重ねると失われていく『清潔感』を取り入れるためには、トップスはやはり白がいいですね。レフ板の効果もあり、顔色も明るく見えます。

トップスの襟元は、開放感のあるシャツやブラウス、ヌケ感のあるシアーアイテムなどを取り入れると、若々しく爽やかな着こなしになります。ボトムは、明るめの色や、柄物を取り入れるといいのではないでしょうか。
気になる体型のカバーには、柔らかい素材のオールインワンです。 お腹周り、ヒップもカバーできるのでオススメです。
そのほか、テーパードパンツは、 ゆったりめのシャツでヒップ周りをカバー。
ハイウエストのパンツは柔らかめのシャツやブラウスを前だけインすると、スッキリ見えます。

ただ、アラフォーは、カジュアルになりすぎないように、ジャケットや小物でクールにまとめることも大事です。なるべく手首や足首、首周りなど細いところは出して、ゴールドもしくはシルバーのロングチェーンのネックレスや、ストールなどで、首元をスッキリ、そして縦長のラインに見せましょう。
カジュアルスタイルでもキレイめなものや、上質な素材をチョイスして、シルエットにこだわるのがポイントです。

足元は、年齢を感じさせないものを選ぶようにしましょう。せっかくコーディネートが決まっているのに、足元がコンフォートシューズだとちょっと残念なことに。スニーカーはレザーの素材を、パンプスはポインテッドトゥがオススメです。

秋冬のトレンドカラーは、イエロー、オリーブグリーン、ブラウン、グレー、ブルーです。
いきなりトレンドを入れすぎるのは難しいという人は、洋服はシンプルにモノトーンで合わせて、バッグなどでトレンドカラーを入れるのもいいのではないでしょうか。バッグは、小ぶりなものやファーなどのモコモコ素材のものが増えてきます。小物に上質なものを取り入れるだけで高見えします」（稲葉美紀さん）

年齢を重ねるとカジュアルなスタイルが難しくなります。アラフォーのカジュアルは、キレイめ＆上質な素材選び、そして小物でトレンドを取り入れるがポイントですね。
（取材・文／酒井範子、たまひよONLINE編集部）

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年7月の情報で、現在と異なる場合があります

配信： たまひよONLINE