【メンズ服に学ぶ】カーデのボタンは2つ開けで抜けを演出。エディフィス桂大地さんのコートコーデはインナーのレイヤードが決め手

【メンズ服に学ぶ】カーデのボタンは2つ開けで抜けを演出。エディフィス桂大地さんのコートコーデはインナーのレイヤードが決め手

女性に比べると着用アイテム数が圧倒に少なく、スタイリングも限られる。それなのにおしゃれな男性って、よっぽどのテクニックをお持ちだと思うんです。そこでメンズのファッション関係者にスナップを敢行して、その秘密を探ってみることにしました。


 


第9回目のゲストにお迎えしたのは、エディフィスPR 桂大地さん。「アウター」をお題に披露してもらった桂さんの着こなしは、カジュアルながらもどこか大人っぽさも感じる仕上がり。女性も参考になることまちがいなしなので、マジで要チェックです!!

あえてカーディガンのボタンを2つ開けて、インナーの白Tをのぞかせたメンズならではの巧妙なテクニック

クリーンな着こなしに引き立つ

ヒネリのあるアイテムのチョイスも技アリ

「グレーが入ったブルーのコートを主役に、そのほかのアイテムもグレーに絞ってスタイリングを構成しました。コートのデザインベースはミリタリーですが、たっぷりとしたサイズ感や無駄な装飾を省くことでモダンに昇華させたところが気に入っています」と桂さん。


 


襟つきのカーディガンやちょっとフレアで味のあるジーンズなど、定番ながら少し個性のあるアイテムをチョイスしているのも見どころ。「パッと見はシンプルですが、よく見るとひとつひとつのアイテムに個性がある。少しヒネリのある王道アイテムが好きなんですよね」


 


レイヤードのバランスもお見事。「カーディガンのボタンをすべて閉めても白Tはチラッと見えるんですが、もう少し抜け感を演出したかったのでボタンは2つ開けに。ちなみにこれはクルーネックのカーディガンでの応用も可能です。洗練度もさらにアップできるので、オトナミューズ読者のみなさんもぜひチャレンジしてみてください! 」

ドイツのメガネブランドが好きだという桂さん。信頼がおけるドイツならではの確かなつくりとモダンなデザインがお気に入り。レンズは薄っすらブラウンに

カルティエのサントスは、10年間しか作られなかったオクタゴンのボーイズサイズをセレクト。ブレスレットとリングはティファニーのヴィンテージ。カジュアルコーデの大人っぽいアクセントに

シューズはラバーソールで適度にボリュームがあるため、品のあるデザインでもカジュアルコーデと好マッチ

エディフィスの新レーベル「コンフェクト エディフィス」のコート、ジョン スメドレーのカーディガン、クーキーズーのジーンズ、ハフマンス&ノイマイスターのメガネ、グッチのシューズは桂さんの私物

Profile/


かつら だいち/エディフィスPR


大学卒業後、2015年にベイクルーズに入社。エディフィスのショップスタッフを経て現職に。ファッションにハマったきっかけでもある古着が今でも大好物で、特にシューズに目がなく、最近もジョン ロブのヴィンテージを購入。ここ数年、中学生のときにやっていたテニス熱が再燃しているそう。

text:KYOKO CHIKAMA

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