息子のユウマが生後半年のころから児童館に通い始めたアイは、3人のママ友と仲良くなりました。4人の関係は良好で、頻繁に集まるように。しかし、アイはママ友のクミにだけ戸惑うことがありました。おおざっぱでちょっと厚かましいところがあるクミは、アイの家がお気に入り。この日も、翌日はアイの家でランチをしようと提案してきたのです……。
自分の家を気に入ってもらえていることはうれしいものの、自宅に人を呼ぶとなると、掃除をしたり片づけをしたり……アイはちょっと憂うつです。しかもクミはアイの手料理まで期待している様子。
カフェランチを提案していたアイですが、果たして――!?
私の家でランチすることを希望するママ友
ママ友たちと育児や生活の悩みを分かち合い、初めのうちは楽しく過ごしていたアイ。
しかし、ママ友の1人、クミはなぜかアイの家に来たがるように。
アイがおしゃれなカフェでのランチを提案しても、「アイちゃんちがいいなぁ」「アイちゃんのごはんおいしいし♡」と譲りません。
ごはんの準備や後片付けが大変だとは言えず、アイは「おとといも私の家だったよ……?」「飽きない……?」とクミに尋ねます。
クミは「飽きないよ!」と言って、別のママ友・さちえにも同意を求めました。さちえの「え!?うーん…?」という煮え切らない返事を覆い隠すように、クミは「ほらね!」「はい、決まり!明日のお昼はアイちゃんちでーす!」と押し切るのでした。
◇ ◇ ◇
小さな子どもを育てていると、来客の準備は大変ですよね。クミの強引な行動にモヤっとしつつも、素直で甘え上手なクミに言われてアイは「NO」とは言えなかったようです。ママ友たちとの付き合いが過度な負担とならないよう、気が乗らないことにはしっかりと断れる関係を築いていけるといいですね。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター ミント
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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