「火鍋作った人、日本の冬わかってすぎ」
ひとりの落語家によるそんな呟きが、X上で話題になっている。
添えられていたのは、こんな写真だ。
古典落語や自身の創作落語を演じる落語家・三遊亭ごはんつぶさんが2024年12月3日、自身のXアカウント(@3ughn)に投稿したこちらの写真。
丸い鍋にS字の仕切りが入った鴛鴦鍋の片側でおでんを煮込み、もう片側ではまさかの日本酒が温めている。
画期的でありながら、冬の日本では究極的に理想的な使い方ではないか!
「火鍋を使っておでんをやっていて(重さの違う具を分けていた)、そのうちに熱燗が飲みたくなって、思いついたと言うか、これこうやって使うんだ、と気づきました」
Jタウンネットの取材にそう語ったごはんつぶさん。
使い心地は最高で、「無精な性格に感謝です」と、思わぬ発見に大きな喜びを感じている様子。
投稿を見たユーザーからも17万件を超えるいいねが寄せられるなど大きな注目を浴び、
「やりたい。このためだけに火鍋ほしい」
「こんな使い方、作成者も想像してなかったはず。天才降臨」
「うむ。最強の組み合わせですね」
など、絶賛の声が後を絶たない。
一人の〝無精〟が見抜いた、鴛鴦鍋の新たな価値。また一つ、日本の冬が豊かになった。(ライター:Met)
配信: Jタウンネット
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