【NG3】冷蔵で何日も保存
じつは、ほうれん草は冷蔵のままではほとんど日持ちしません。お店に置かれている時点の状態にもよりますが、通常のスーパーで買ったものであれば、冷蔵保存できる期間はせいぜい2日ほど。それ以上経つと葉が傷んでしまうだけでなく、栄養価もかなり下がってしまいます。そのため、買ってから3日以上使わない場合は、冷凍保存がおすすめ。
生のまま冷凍する場合は洗って数cmの長さに切り、水気をふき取ってジッパーつきポリ袋などの保存袋に入れて冷凍庫へ。使用時は凍ったまま調理したり、熱湯をかけたり電子レンジを使ったりしてもOKです。
また、加熱してから冷凍する場合は、やや固めにゆでて冷水で冷やしてから数cmの長さに切り、水気をしぼってから小分けにしてラップにつつんで保存袋へ。この場合は使用時に自然解凍でも構いません。
いずれの冷凍方法の場合も、約1カ月保存可能です。ぜひ冷蔵だけでなく冷凍も活用してみてください。
ほうれん草を正しく保存しておいしさも栄養もいただこう
ほうれん草のように日持ちしづらい野菜は、NGな保存方法によって傷みやすくなってしまうだけでなく、栄養も損なわれてしまうことがあるため、正しい保存が一層重要。とくに「立てて保存」というポイントはほとんど手間なくできますので、ぜひほうれん草を手に入れたらやってみてくださいね。
寒さが増すとともに甘くおいしくなるほうれん草。大事なポイントを押さえておいしさも栄養も存分にいただきましょう!
■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。
編集/サンキュ!編集部
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配信: サンキュ!
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