シニア猫におすすめ「目のマッサージ」
■「晴明(せいめい)」
目頭にあるツボ。リラックスを促します。
■「承泣(しょうきゅう)」
下まぶたの真ん中、骨のくぼみにあるツボ。目のかゆみの緩和などをサポート。
・目のマッサージのやり方
晴明から承泣を通り、目の骨のくぼみに沿って、目の縁までやさしくなぞるようになでましょう。回数は10回くらいを目安に行ってください。
鼻づまりやいびきを改善する「頬のマッサージ」
■「迎香(げいこう)」
下鼻の両脇にあるツボ。血行をよくする効果が期待できます。
■「下関(げかん)」
あごのつけ根にあるツボ。体の熱をとるほか、リラックス効果も期待できます。
・頬のマッサージのやり方
迎香を3秒ほど軽く押さえてから、頬の皮膚を伸ばすような感覚で、ゆっくりと下関へとなぞるようになでましょう。回数は5~10回を目安に行ってください。
猫のマッサージは、好きな場所でくつろいでいるときなど、猫がリラックスした状態で行うのがベスト。猫が嫌がる部位は無理に行わず、気持ちよさそうにしているところから、やさしくマッサージするようにしてくださいね。
参考・写真/「ねこのきもち」2024年9月号『“ながらチェック”も! 残暑に負けない ツボ押し 猫のフェイスマッサージ』
(監修:東小金井ペット・クリニック院長 獣医中医師 青沼陽子先生、東小金井ペット・クリニック勤務 獣医師 獣医中医師 ペット栄養管理士 ペット食育士1級 一般診療、軟部外科、鍼灸担当医 田原綾香先生)
文/宮下早希