もしかして、〝時空〟超えちゃった――!? そんな気持ちになる車窓風景が、X上で注目を集めている。
そんなSF小説のような展開が現実に……? 乗客は何を見たのか。この光景である。
こちらは、大阪在住のXユーザー・鉃道ファンの大阪人(@osakaloop_323)さんが2024年12月7日に「時空を超えた特急ひのとり」という呟きと共に投稿した画像。
近代的な列車内の風景とは対照的に、車窓から見えるのは古い時代の日本を感じさせる歴史的な建造物だ。
しかも建物の周りはモクモクしているし、まるでタイムスリップ中のよう。
この光景は、いったい……? Jタウンネット記者は9日、鉃道ファンの大阪人さんに話を聞いた。
「タイムマシンに乗った気分」
鉃道ファンの大阪人さんによると、「ひのとり」が時空を超えたかのように思えたのは7日の午後4時頃。近鉄奈良線で奈良市内の新大宮駅~大和西大寺駅間を走行中のことだった。
ひのとりは、国営平城宮跡歴史公園付近を通過し、車窓には同園メインストリートの入り口である「朱雀門」が登場。鉃道ファンの大阪人さんはその姿を写真に収めようと、スマートフォンを向けたという。
「ちょうど指定された座席が朱雀門とは反対でしたので通路越しとはなりましたが、空いていたこともあり、撮影できました。それが功を奏したのかもしれません」(鉄道ファンの大阪人さん)
近代的な特急列車の車内と歴史的な建造物とのギャップ。加えて空に浮かぶ雲や線路際の草などがより幻想的な雰囲気を作り出していて、「タイムマシンに乗ったかのような気分になれました」と鉄道ファンの大阪人さんは振り返る。
鉄道ファンの大阪人さんが体験した〝タイムスリップ〟に、X上では1万5000件以上のいいね(10日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「めちゃくちゃ惹かれる」
「パッと見雲の上で素敵すぎる」
「ただいま、平安時代を通過中でございます」
配信: Jタウンネット
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