鍋って煮るだけだけど、材料をいっぱい用意するのが大変ですよね。材料ひとつひとつの量を多めにした、少ない食材で作れる鍋なら、下ごしらえがラクになって、鍋料理がさらに簡単に! 忙しい日にも、人が集まる日にも重宝するラインナップは必見です。
『香ばし鶏と白菜のゆず鍋』
爽やかなゆずの香りが甘めのスープに映える一品。鶏肉を香ばしく焼きつけると、うまみもアップする。
(材料)2~3人分
鶏もも肉…大1枚(300g)
白菜…1/4個(500g)
サラダ油…小さじ1
ゆずの皮のせん切り…適量
【和風スープ】
だし汁…4カップ(800㎖)
酒、みりん…各大さじ3
しょうゆ…大さじ1と1/2
塩…小さじ1/3
(作り方)
❶白菜は葉と芯に分け、葉は大きめのひと口大に切り、芯はひと口大に切る。鶏肉は余分な脂肪を取りのぞき、ひと口大に切る。
❷フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして並べ入れる。こんがりと色づくまで4~5分焼き、上下を返してさっと焼く。
❸鍋に和風スープの材料を入れて混ぜ、中火で熱する。煮立ったら②を入れ、再度煮立ったらアクを取りのぞく。白菜の芯を加えて弱めの中火にし、しんなりとするまで10分ほど煮る。白菜の葉を加えてさっと煮て、仕上げにゆずの皮を散らす。
優しい味わいにホッとする一杯。〆は「卵ぞうすい」
ごはん茶碗1杯分をざるに入れ、水でさっと洗ってぬめりを取り、水けをきる。残った鍋のスープを中火で熱して煮立たせ、ごはんを入れてさっと煮る。溶き卵1個分を回し入れ、ふわっと火が通ってきたらひと混ぜする。
cooking_ETSUKO ICHISE photograph_YASUO NAGUMO styling & text_HIROKO NAKADA cooperation_UTUWA
otona MUSE 2020年1月号より
配信: オトナミューズウェブ
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