梅酒は女性を中心に人気が高く、親しみやすいお酒。ただ、梅酒と一口に言ってもその味わいは様々。圧倒的な上品さと味わい深さが魅力の『白鷹梅酒』を飲んでみた!
本格純米焼酎仕込みの梅酒
1862年(文久2年)創業の白鷹(兵庫県)は、日本酒の有名どころ「灘五郷」の一つ、西宮郷に位置する、全国で唯一伊勢神宮御料酒を献上する蔵元だ。
古来より、伊勢の神々に食事と共に供される清酒を「御料酒」というそうで、大正13年、全国にある数千もの酒蔵から「白鷹」が「神宮御料酒」に選ばれ、献上を続けているそうだ。
今回ご紹介するのは、特別限定品の『白鷹梅酒』(720ml・希望小売価格 税込2,200円・販売中)。酒造好適米の王様とも言われる、兵庫県産山田錦を主原料とした本格純米焼酎に、厳選した国産梅を漬け込んだ、年に一度だけ、限られた数量のみを仕込むという、希少価値の高い梅酒だ。
また、2022年、2023年の全国梅酒品評会では、焼酎部門で金賞を連続受賞したという。さすがの経歴には期待感も高まる。
神々からも愛されるお酒「白鷹」のつくる梅酒とは、一体どんな味なのか。
待ちきれないので、早速飲んでみよう。
上品な甘みとコクのある旨みが絶品
はんなりとした和の趣が素敵なラベルは、上品な美味しさを暗示するようで心惹かれる。
すりガラスの瓶からのぞく、梅酒の深い色合いともマッチして、雅な世界へ連れて行ってくれそう。
さて、見た目にバッチリ心を掴まれたが、お味のほうはどうだろう。
グラスに注ぐと、琥珀色の透明感が美しく、しっかりと濃い印象だ。
わあ、すごく香りが立っている。
梅酒独特の、杏仁を思わせるような甘い香りに癒される~。
まずはロックで飲んでみたが、とても濃厚で深い。なのに、さらっとしていて飲みやすいのはなぜだろう…。
氷が溶けるほどに変化する味わいが楽しめるのも一興。甘過ぎないので、ストレートやロックでも美味しく、すっきりした後味だ。
ちょっと贅沢な和食の食前酒に出されたら、お料理へのワクワク感も高まりそう。
味の基盤になる純米焼酎が、コクのある豊かな風味をつくる秘訣なのだろうか。
味わい深さと相反するさっぱり感も不思議な魅力だ。
さて、じっくり味わった後は、炭酸割りで爽やかにいただいてみよう。
美しいゴールドの梅酒と泡のコンビネーションは、見るだけで嬉しくなる絵だ。
シュワシュワした泡から立ち上る梅酒香にテンションが上がる!
そして、梅酒の風味がしっかり感じられるのに感動。濃厚だから、炭酸で割っても梅酒の存在感はバッチリだ。
華やかな香りと炭酸の爽快感は、やはり飲みやすく、どんどん進んでしまう。これは、食中酒としてもよさそう。
配信: おためし新商品ナビ