板橋区立美術館で開催中の「レオ・レオーニと仲間たち」展を観に行ってきました。レオ・レオーニの幼少期から89歳で人生の幕を閉じるまでの生涯にわたる制作活動が紹介されていて、とても見応えがありました。『あおくんときいろちゃん』や『スイミー』などの作品で有名なイタリアの絵本作家という認識でしたが、最初の絵本を制作したのは50歳目前の頃で、それまではニューヨークを中心に長くデザイナーとして活躍していたことを初めて知りました。デザイン感覚あふれる作風にはその経験が活かされていたわけですね。作品だけでなく作家の人生にも焦点を当てている展覧会では、有名な作品が誕生するに至った背景がわかるのがいいです。単に代表作を観ただけだとまるで別世界からポンと出てきた作品のように感じますが、同じ人間が経験や交流を経て生み出したものだとわかると作品の味わいに深みが増します。レオ・レオーニという作家の人生を鑑賞させてもらった思いです <´ `
配信: 幻冬舎Plus
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