YouTubeチャンネル『プラントベースゴハン』で紹介している、”干さない”干し芋。何日もかけて天日干ししなくても、おいしい干し芋が作れるというからビックリ!作り方は斬新で、さつまいもを茹でたり、蒸したりせず、炊飯器の中に入れて「玄米モード」で炊くんですって。そして皮を剥いてスライスしたら、120℃のオーブンで水分が程よく飛ぶまで加熱すればOK。紅はるかなど、ねっとり系で作るのがおすすめだとか。
秋の味覚同士を加熱して混ぜ混ぜ♪自然の甘みたっぷりの「さつま芋りんご」作ろう!ねっとり美味~い♡
YouTubeチャンネル『プラントベースゴハン』の簡単干し芋レシピ♪
16.4万人が登録するYouTubeチャンネル『プラントベースゴハン』は、「痩せたいけど食べちゃう♡」と、食べることが大好きな女子を応援するチャンネルです。ゆるいスタイルでベジタリアンを取り入れる”ゆるベジ”の食事にして、8kg痩せたというリエさんが運営。お腹いっぱい食べても体にやさしい料理やお菓子を紹介しています。
本日はその中から、「”干さない”干し芋」を作ります。干さないのに干し芋が作れるとは、なんとも不思議。天日に干す代わりに、120℃のオーブンで、水分が程よく飛ぶまで加熱するそうですよ♪
では、作ってみましょう。
”干さない”干し芋を作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】
さつまいも…2~3本
塩…小さじ1
さつまいもは、紅はるか、シルクスイート、安納芋などのねっとり系がおすすめとのこと。今回は、「紅はるか」を使用。動画で使った種類は、言っていなかったのでわかりません。
【作り方】
1. さつまいもをきれいに洗い、水気を拭き取ります。
2. 炊飯器の内釜にさつまいもを入れ、塩を加えます。さつまいもが2/3ほど浸かるくらいの水(分量外)を注ぎます。塩を加えることで、さつまいもの甘味が引き立つそう。
大きくて入らないときは、切ってもOKとのこと。ちなみにわが家の炊飯器は3合炊きです。
3. 2を「玄米モード」で炊きます。なければ、普通の「炊飯モード」でOK。
今回は動画と同じように、「玄米モード」で炊きます。
ものすごく甘いさつまいもの香りがするものの、待てど暮らせど、炊き上がりの「ピーッ」という音はせず。「炊飯モード」でご飯を炊くときは、50分くらいで炊けるのに…。
結局、「ピーッ」と鳴ったのは1時間50分後。めちゃめちゃ時間がかかりました(苦笑)。
炊飯器を開けてみると、こんな感じ。
さつまいもに竹串を刺してみると、スッと入り、めちゃめちゃやわらかいのがわかります。
ただ~っ!
炊飯器に入れた水はなくなり、内釜に塩のようなものが焦げ付いています。水が少なかったのかも。
大丈夫かな?わが家の内釜。
さつまいもを取り出してからスポンジで洗ってみると、ちゃんときれいになりました。よかった~。
4. さつまいもの皮を剥きます。
熱々のうちに剥くと剥きやすいとのことですが、くれぐれも火傷しないように。
小さい方はきれいに剥けたけど、大きい方はきれいに剥けず。ちなみに、小さい方は母が畑で作った紅はるかで、大きい方が市販の紅はるか。同じ品種でも、個体差はありますよね。
それにしても、おいしそう。
触ると、糖分でベタベタ!しっとり&ねっとりしているのがわかります。このまま食べたいけど、がまん。
5. さつまいもの粗熱が取れたら、縦1cm幅くらいにスライスします。
包丁を水で濡らすと切りやすいそうです。
6. 5をクッキングシートを敷いた天板に並べ、120℃のオーブンで20分加熱します。
ひっくり返して、さらに120℃で15分加熱して出来上がり。
表面の水分が飛んで、ベタベタしていなかったらOKとのこと。けれど、ベタベタのままだったので、加熱時間を延長することに。
様子を見ながら加熱しましたが、50分加熱しても、まだ表面がベトベトしています。
35分+50分(延長)=1時間25分、加熱したさつまいもはこんな感じ。
水分が多めで、ベタベタしているのが気になります。けれど動画では、さつまいもの種類によって、出来上がりの状態がかなり変わると言っていました。なので、これでOKなのかも。今回使ったさつまいもは、水分と糖分がたっぷりすぎたのかな。
とりあえず、これで出来上がりということにします。
調理時間は、炊飯器での加熱時間を入れると3時間20分。けっこう時間がかかりました(苦笑)。今回、レシピより50分も余計に加熱したので、しょうがないですね。
でも、ほぼほったらかしで、作業と言えば、皮を剥くことと縦に切ることくらいなので簡単です。
では、食べてみましょう。
うんまっ!めちゃめちゃ甘い。想像以上に甘い!!!
実は昨日、母が畑で作った方のさつまいもを30分ほど蒸して食べたら、そのときも十分甘かったんです。でも、その甘さよりさらに5倍くらい甘い!
(個体差はあるかもしれませんが)昨日、蒸して食べたものより、甘味がギュギュッと凝縮していて、濃厚な甘味を感じます。これは、炊飯器とオーブンでじっくり加熱したからなんでしょうね。
食感は、一般的な干し芋より、かなりやわらかくて水分多め。ねっとり&しっとりしています。個人的には、もう少し水分を抜いて、噛み応えがあった方がいいけれど、おいしいからOK。
石焼き芋のような、ねっとり&しっとりした食感と凝縮した甘味を感じる、”半生系”干し芋という感じです。
保存する場合は、1枚ずつラップに包んで、冷蔵庫で保存すると、1週間ほどもつとのこと。また、ラップに包んだものをジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存すれば、3か月ほどもつそうです。食べるときは電子レンジで温めても自然解凍でもOK。半解凍で食べたり、トースターで焼くのもいいそうです。
今回、食べきれなかった分はラップで包まず、ひと晩、室内にそのまま放置して、乾燥させてみました。
すると、翌日はこんな感じに。
昨日より水分が飛んだようで、表面が少し乾燥したみたい。が、相変わらずベタベタはしています(笑)。糖度が高いんでしょうね、きっと。
食べてみると、昨日のものより、ちょっと硬くなって、干し芋らしさが増しました。ねっとり&しっとりに、ねっちり食感と歯ごたえが加わった、半生系干し芋に。かなりわたし好み。めちゃめちゃおいしいです。
今回のわたしのように、オーブンだけで干し芋のような”硬さ”に仕上げられなかった場合は、ひと晩ほど放置して、自分好みに硬さを調整するといいかなと思います。ご参考までに。
『プラントベースゴハン』の”干さない”干し芋は、石焼き芋のようなねっとり&しっとり食感と、凝縮した甘味を感じる”半生系”干し芋でした。使うさつまいもの種類によって、仕上がり具合が変わってくるそうなので、オーブンでの加熱時間を調整する必要はありそうです。旬のさつまいもで、作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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