8:30 教室で自由時間
9:00 アルファベット”U”の文字について学ぶ(この日の活動)
このクラスは、子ども13名に対して、教諭1名、保育士2名の計3名のスタッフが担当しています(現在の規定では、教員1名に対して7名まで、教員3名に対しては、21名までの子どもを受け持つことができる)。
今日の天気、曜日を確認するなど、毎日やる一通りのことを全員で話し合ったあと、13人を2つのグループに分けて、それぞれ別の部屋で、この日のテーマ”U”について学びます。
ひとつのグループは、大きなテレビ画面に映し出された絵を見ながら、お話を聞きます(このとき、寝転んだり、くつろいだりしながら、好きな格好で見て良い)。
その後、”U”から始まるものを絵から探して、みんなで話し合います。
次に、さらに2人組に分かれて、”U”をテーマに、それぞれ活動をします。
▲粘土で”U”の形をつくる
▲タブレットで”U”の文字をなぞる
▲ホワイトボードに”U”の文字を書く
▲色とりどりのボタンを”U”の形に並べる
▲”U”の文字が含まれる言葉カードを使って、クイズを出し合う
▲アルファベットのマグネットの中から、”U”の文字だけを選び出す
▲いくつかのイラストが描かれている中から、”U”がつく単語を選ぶ
もう一方の6人グループは、
▲好きな色の画用紙に、鉛筆で”U”の文字を大きく書く
▲好きな色のフェルトを選んで、小さくハサミで切る
▲”U”の文字の上に糊でフェルトを貼り付けて、”U”のフェルト作品の完成!
各グループは入れ替わり、全員がすべての課題をこなします。90分ほどの時間をかけて、”U”の文字を感覚的に覚えていきます。同時に、はさみや糊の使い方、タブレットの扱い方などを経験し、覚えていきます。
ある程度の人数がいても、重要な課題では、少人数に分けて指導しながら、先生たちは、一人ひとり丁寧に様子をみてまわっていました。このようなきめ細かい指導があることによって、小学校への進学が、スムーズに促されます。
配信: マイナビ子育て