ディズニーとアートの関係性とは?ウォルト・ディズニーの歩みとともに解説!

~ 豊富なエンターテイメントと光と魔法の芸術 ~


brunapazini0によるPixabayからの画像

各国のパーク内では、様々な輝かしいショーやパレードが行われています。
音楽に乗せて放たれる水や光、花火の演出、キャラクターやダンサーのダンス。そのクオリティーはエンターテイメント業界においても大いに称賛されるほど、素晴らしいものばかりです。


筆者撮影

キラキラとしたイルミネーションが音に合わせて動いているだけではありません。
映像を駆使し、炎や花火、水などの演出、そして基盤にあるディズニーの世界観と音楽、それら全てが合わさって感動的なショーが出来上がっています。
そんなパークで行われるショーやパレードも、1つの”アート”といえるのではないでしょうか。


筆者撮影

また、パーク内ではキャストが水や落ち葉で地面に絵を描いてくれる事があります。


筆者撮影

当然ながらずっとその場にあるわけではなく、時間が経てば消えてしまいます。
見ることができたらとてもラッキーですし、嬉しくなりますよね♪


筆者撮影

パーク内では大きなショーやパレードだけではなく、色々な所で様々なエンターテイメントが行われています。
マーチングバンドやピアノの演奏が始まったり、マジックが始まったり。
キャラクター達のグリーティングも、推しがいる方には堪らないのではないでしょうか。

パーク内のどこにいても、アートやエンターテイメントに触れることが出来て、感動を味わうことができるのです。


筆者撮影

今年に入ってからは、東京ディズニーシーに新エリア「Fantasy Springs」がオープンしました。
2024年6月6日~9月30日まで、東京ディズニーリゾート内にあるイクスピアリにて、「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」も開催され、Fantasy Springsがオープンするまでの軌跡や模型、アートが展示され、大変人気を博していました。

「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」
と、生前ウォルト・ディズニーは語っています。 

その言葉の通り、現在も新しいアトラクションやショーが次々に考案され、どのパークも常に進化をし続けています。
ディズニーはそんな姿勢だからこそ、人々を飽きさせる事なく常に魅了し、ここまでの歴史を築くことができたのでしょう。

今後も世界中のディズニーパークスから目が離せません。

いつもディズニーと共に

~ フィギュアや絵画 ~

唯一、ウォルト・ディズニー本人のサインがロゴとして使われ、とても貴重なコレクションであるWDCC(ウォルト・ディズニー・クラシック・コレクション -Walt Disney Classics Collection-)。
1992年7月から2012年まで生産されていました。
ディズニーのアニメーター監修の元、映画の名場面を再度スケッチ、考察を重ねてデザインされ、キャラクターや作品に忠実につくられている陶器製のフィギュアです。


(WDCC / 右:Broom “Bucket Brigade”) (WDCC / 左:YenSid & Mickey “Oops..”) 筆者撮影

作品によっては、一部にクリスタルやガラス、金属が使われているものもあり、色は全て1点ずつ手彩色されています。
多いときでは20回以上も色付けと焼き入れを繰り返し、丁寧に仕上げられるWDCC。
すでに生産も終了していることも相重なり、現在ではレアなフィギュアとしてコレクターに楽しまれています。


筆者撮影

映画のワンシーンからそのまま出てきたかのような生き生きとした躍動感のあるデザインと、陶器ならではの繊細な質感や色味は、何物にも代えがたい圧倒的な存在感を放ちます。
キャラクター部分のみならず細かいところまで精巧に作りこまれ、見ていてうっとり溜息が出てしまうほどに美しいWDCC。


筆者撮影

タイトルシリーズは、このシリーズだけを集めているコレクターもいる程人気があります。
緑色の箱が特徴的で、全ての作品にロイ・E・ディズニーの自筆サインスタンプの入った証明書もついています。


(WDCC / 右:Minnie Mouse “Princess Minnie”) (WDCC / 左:Mickey Mouse “I Let ‘Em Have It!”) 筆者撮影

WDCCは既に生産を終了していますが、現在もディズニー公認のアーティストたちが、ディズニーキャラクターの素晴らしいフィギュアたちを世に出しています。


(Disney Traditions / Donald with Kite) 筆者撮影

フィギュアはブランドによって陶器やレジン(合成樹脂)でできていて、素材は様々です。
また、アーティストによって作風や質感も異なります。


(Disney Show Case / Ariel Botanical) 筆者撮影

これらのフィギュアは続々と新作もつくられ、日本にも輸入されています。

フィギュアの他に、絵画もディズニーのアート作品として楽しまれています。
アニメーションを作る際にとても重要な「セル画」は、当時は価値がないと思われ破棄されていました。
現在ではとても貴重なアートとして取り扱われています。

鑑賞用として製作された「セリグラフ・セル」も全てに限定枚数が入り、ディズニー社発行の証明書がつく大変貴重なアートです。

また、公認アーティストが描く「ジクリー」も、お家でディズニーのアート楽しめるものの1つです。
フィギュアと同じように、アーティストによって画材や雰囲気も異なる為、お気に入りの1枚に出会えたらそれはとても幸せな事に思います。
絵画も一期一会なのです。
実際にディズニーのアニメーターとして活躍していたアーティストが描いた作品もあり、世界枚数限定で製作される為、全ての作品にシリアルナンバーが入ります。
ジクリーの技術は本当に素晴らしく、更に加筆される作品もあるので、より原画に近い版画と言えるでしょう。


(LENOX / Tinker Bell)筆者撮影

ご紹介したアート以外にも、ドローイングやエッチングなど、素晴らしいアートはたくさんあります。
お家にフィギュアや絵画があると、毎日の生活にきっともっとハピネスを与えてくれますよ。