災害はいつ起こるかわからないため、ふだんから防災グッズなどを準備しておくことが大切です。今回は、猫を複数飼いしている飼い主さんがすべき防災対策について、特定非営利活動法人ちよだニャンとなる会業務執行理事の香取章子さんに伺いました。
自宅に匹数分の“避難場所”をつくる
できるだけ安全かつ安心できる場所に猫自身が避難できるように、匹数分以上の“避難場所”を日ごろからつくり、その場所に慣れさせておきましょう。避難場所は頑丈な構造のケージが理想ですが、ある程度の衝撃に耐えられる猫用ハウスや、ハードタイプのキャリーケースでもOKです。
家具やものが倒れてこない場所を選んで置き、どの猫がどの場所を使うことが多いかを把握しておくとよいでしょう。
ハードタイプのキャリーケースを匹数分用意する
すべての避難法に欠かせないのが、ハードタイプの頑丈なキャリーケースです。猫を外に連れ出すときはもちろん、窓ガラスが破損した家で待機する際にケガや脱走を防ぐ役割もあるので、複飼いは匹数分のキャリーケースを用意しておきましょう。
ふだんからキャリーケースを部屋に出しておき、中でおやつを与えたり、心地よい場所にしたりして、猫にいい印象を持たせるようにしましょう。
関連記事: