【パンマニア解説】最適なパンの保存方法とは? 長持ちするポイントを3つに分けてご紹介


日本人にもなじみ深いパン。朝食にパンを食べる人も多いのではないでしょうか?

お気に入りのパン屋さんを見つけたり、マルシェで遠方のパン屋さんの味を堪能したり、自分好みのパンを探すのも楽しいですよね。

そんな魅力たっぷりのパンですが、種類によって適した保存方法があるのをご存じですか?

保存方法を間違えると、食べるときに風味が損なわれる可能性もあるので注意してくださいね。今回は、パンが好きな筆者が、おすすめの保存方法を紹介します!

1.パンの水分量によって保存方法を変える

パンが含む水分は、パンの種類や作り方によって異なります。

水分量は加水率で表されます。加水率が高いパンは冷凍保存、少ないパンは常温で早めに食べきるのがおすすめ!

加水率が60%未満の低いパン…ベーグル
加水率が65%前後の一般的なパン…食パン、菓子パン
加水率が70%~80%の高いパン…バゲット、カンパーニュ

加水率が高い方が日持ちしやすくなるので、たくさん買ってストックしておきたい場合はバゲットやカンパーニュを選ぶのがおすすめです。

また、パン屋さんによっては、食パンや菓子パンも高加水で作っているところもあります。

冷凍保存で長く保存したい場合は、お店の方に加水率を聞いてみるのも◎。

2.菌の種類で保存期間と方法が変わる!?

パンを発酵させるために必要不可欠なのが“菌”。

「天然酵母」と「イースト菌」の2種類から、どちらかを使うことがほとんどです。

天然酵母は常温でも長持ちしやすく、冷凍保存にも向いています。一方、イースト菌はパンが硬くなりやすいので早めに食べきるのがおすすめです。

イースト菌を使用している場合でも、加水率が高い場合は冷凍保存しても大丈夫です。

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