缶切りがないときはどうする? 代用品で缶を開ける方法を解説!

缶切りがないときはどうする? 代用品で缶を開ける方法を解説!

ナイフを使った缶詰開けの具体的手順

ナイフがあると、比較的簡単に缶詰を開けられます。

缶詰を平らな場所に置き、縁の内側にナイフを垂直に突き立てて、ナイフを持っていない方の手でナイフの柄をたたいて穴を開けます。このとき、ナイフがまっすぐ下に向いていないと缶詰が動いてしまうので、角度に注意しましょう。

同様の作業を繰り返して穴を広げていき、穴がある程度の大きさになったら蓋を開けます。

刃が鋭利なナイフは、家庭にある道具の中でも缶詰を開けやすい道具ですが、作業中に手を滑らせるとケガをするので注意が必要です。

なお、使用するナイフは小型で頑丈なものがおすすめ。特に、切れ味の良いサバイバルナイフは缶切りの代用にピッタリです。小型のナイフがなければ、包丁やカッターナイフでもOKですが、ナイフと同様にケガの恐れもあるので取り扱いに気を付けましょう。

マイナスドライバーを使った缶詰開けの具体的手順

スプーンやナイフ以外では、マイナスドライバーを使って缶詰を開ける方法もあります。

ドライバーの先を使い、缶詰の縁の内側に沿って、力を入れてこすります。しばらくこすったら、マイナスドライバーを上から叩いて、缶の縁に沿って穴を開けましょう。このとき、ハンマーを使うとスムーズに穴が開けられますよ。

ちなみに、ドライバーを使ってプルトップの付いていない昔ながらの缶詰を開けるのは、けっこうな重労働です。そのため、プルトップ型缶詰のプルタブが取れてしまい、そのままでは開けられないときの開缶手段として活用するのがおすすめですよ。

また、ドライバーは調理道具ではないため、衛生面には要注意。開缶作業中に中身に触れることもあるので、作業前にきれいにしておきましょう。

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