警戒心があった子猫が、次男のナデナデで“骨抜き”に? 猫が喜ぶなで方のコツは|獣医師解説

警戒心があった子猫が、次男のナデナデで“骨抜き”に? 猫が喜ぶなで方のコツは|獣医師解説

【獣医師解説】猫が喜ぶなで方のコツは?

最初は警戒心があったというつぶあんちゃんですが、飼い主さんの次男にナデナデされて骨抜きにされてしまったようです。つぶあんちゃんの様子や、次男のなで方などからは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

岡本先生:
「一般的に、猫は顔まわりから首にかけてなでてもらうのが好きなコが多いと思います。腰からしっぽの付け根あたりまでを優しく触られたり、トントンされるのを好むコもいるでしょう。飼い主さんの次男の様子からは、猫がなでられて気持ちいいと感じる耳の後ろやあごの下を、そっと優しくなでていることが伝わってきます。
また、次男は猫が好きだということから、なでる場所も力加減もつぶあんちゃんの様子を見て少しずつ調節できていたので、つぶあんちゃんも気持ちよさそうだったのではないかと思います」

猫をなでる際のコツやポイントは?

岡本:
「猫をなでるタイミングは、猫から近づいてきたときがよいと思います。機嫌よくなでられていても、『もうなでなくてよい』というタイミングがあるので、それを見逃さないことも大切です。猫をなでているときに、下記のようなしぐさや行動が見られないか確認してみてください。

 ・動きが止まる
 ・しっぽを叩きつける
 ・耳を後方に引いている

これらの様子が見られたら『もうなでなくていいよ』のサインなので、なでるのやめるようにしましょう」

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
写真提供・取材協力/@soynyan222さん/X(旧Twitter)
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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