12月。2024年も残すところあと少し。気が付けばもう年末、そしてお正月がやってきますね。
年末~お正月と言えば、年越しそばにおせちと、恒例の食べ物が盛りだくさん。
そこで、天使大学客員教授の山口先生に”おそば”や”おせち”の食文化と栄養について教えてもらいました。
年越しそばのルーツは?
諸説ありますが、一説によるとおそばは縄文の頃から日本で食べられていたようで、平安、鎌倉と歴史を経てもずっと食べられています。
江戸の中期くらい、商人の人たちは毎月月末に「健康長寿」や「厄を断ち切る」などの願いを込めて「みそかそば」を食べる習慣があったようなんです。
その風習が「年越しそば」のルーツになったといわれてます。
おそばの栄養
おそばは他の麺類にはない「ルチン」っていう栄養素が入っています。この「ルチン」はそばの実に含まれるそば特有の栄養素で、体の「抗酸化作用」を担ってくれます。
私たちは酸素を吸うたびに体が酸化しますが、ルチンの抗酸化作用を利用することによって老化を遅らせたり、動脈硬化を防いだりといった働きがあると言われています。
配信: SODANE