②関節疾患
冬は寒さから犬の運動量が低下するなど、運動不足によって関節や筋肉の血流が滞ったり筋肉がこわばりやすくなります。このような状態で急に運動することなどをきっかけに関節炎などの関節疾患を起こすことが考えられます。
また、慢性関節炎の持病のあるコは寒さで痛みが増すケースもあるなど、冬は犬の関節疾患が多くなります。
③呼吸器疾患
冬は空気が乾燥することから、気管虚脱などの呼吸器の基礎疾患のあるコは咳の症状が出やすくなります。
また、低温で低湿度の環境はウイルスが繁殖しやすく、犬の上気道の粘膜の防御力も弱るので気管支炎を起こしやすいです。特に子犬はケンネルコフにかかりやすくなります。