愛猫に『名前』をつけるなら…名付けで失敗しないための3つのポイント 覚えてもらうためのアドバイスも

愛猫に『名前』をつけるなら…名付けで失敗しないための3つのポイント 覚えてもらうためのアドバイスも

「吾輩は猫である。名前はまだない」という1文は、夏目漱石の有名な小説の書き出しです。小説を読む人の関心を引きつけますが、実際のところ、愛猫には必ず名前をつけてほしいものです。今回は、愛猫に名前をつける際の3つのポイントや、猫に名前を覚えてもらうためのヒントを解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

3.強い愛情

何よりも重要なのは、飼い主さんが強い愛情を込めて名前をつけてあげることでしょう。

人間でいえば「名前でその人の人生が決まる」というような、スピリチュアルな言い伝えもあるほど重要視されています。

筆者が調べてみたところ、何度もトライアルから戻されてしまった人見知りの猫を、最後まで看取るつもりで引き取ることに決めた飼い主さんの体験談を見つけました。

飼い主さんは、猫が以前は別の名前で呼ばれていた可能性をあるため、近い名前をつけてあげたいと考えていました。

そんなある日、猫が偶然反応した単語から「きっとこれがこの子のもともとの名前だ」と感じ、その単語を名付けたのだそうです。

このように、猫のこれまでの生き様を尊重して名付けようとする姿勢も、愛情のひとつと言えるのではないでしょうか?

偶然反応した単語ではあるにせよ、飼い主さんにとっては運命的に感じたのでしょう。

猫に名前を覚えてもらうには?

とある日本の大学が行った研究の結果から、猫は自分の名前を認識していることが明らかになっています。

しかし、あまりにもたくさんの愛称で呼んでしまうと、猫も混乱してしまう可能性があります。

特に、迎え入れた直後は自分の名前を認識できていないため、統一した名前で呼ぶよう意識してください。

さらに大切なのは「名前を呼ばれる=うれしいこと」だと感じてもらうことです。

名前を呼びながら大声で怒ってしまうと、名前に悪い印象を持ってしまうため、ごはんをあげる前や、遊びの前に優しく呼びかけてあげましょう。

関連記事: