窓に前足をかける猫。
写真は、X（旧Twitter）ユーザー＠hmm139さんが愛猫・ぜんくん（取材当時生後6カ月）を撮影した動画の一場面です。このとき飼い主さんは、ベランダにいました。
飼い主さん：
「ベランダから写真を撮ろうと思いカメラを向けると、急にあの動きをし始めたので、動画で撮影しました」
そう、「あの動き」とは、窓に向かって両前足をカリカリと上下に動かすしぐさのこと。ぜんくんがカリカリと前足を動かす姿を見て、飼い主さんは「愛らしいな～」と感じたのだとか。
そして、X（旧Twitter）にこの様子を投稿すると、フォロワーから「ガソリンスタンドの凄腕店員さんみたい」「窓拭きのお手伝いをして、えらいね」「かわいい」などのコメントが届いたのです。
飼い主さん：
「みなさんにいつも温かく見守っていただいているので、リプライを読みながらほっこりさせていただきました」
ぜんくんは、窓をカリカリして飼い主さんに何を伝えようとしていたのでしょうか？ 詳しいお話を飼い主さんにお聞きしました。
飼い主さんに何をしてもらいたかった？ 窓をカリカリした理由
ぜんくんは、なぜ窓をカリカリしていたのでしょうか？
飼い主さん：
「たぶん私がベランダにいたので、外に出たかったのだと思います。家のなかで別の部屋にいるときも、同じようによくドアをカリカリしています。部屋を移動したい目的以外にも、テーブルの上などでふきふき・カリカリすることがあるのですが、それはそれで『かわいいしぐさだな～』と思って見ています（笑）」
ぜんくんは、ベランダにいる飼い主さんに「自分も出して～」とうったえていたようです。
やんちゃで甘え上手なぜんくん
ぜんくんが飼い主さんの家に迎え入れられたのは、生後4週間くらいのときでした。
飼い主さん：
「同居しているおばあちゃんがいますが、おばあちゃんは昔から何匹も猫を飼っていて、いろんな猫を見てきました。そのおばあちゃんが、お迎えした当日に『このコはゴンタ（やんちゃで負けず嫌いな気質をあらわす言葉）になるで』と言ったのです。おばあちゃんの予想どおり、すっかりゴンタに成長しました。甘え上手で人懐っこく、そして気が強く、なかなかのつわものです（笑）」
ぜんくんには同居する先住猫のこてつくん（取材当時14才）がいますが、いつもこてつくんにちょっかいを出すので、「シャー」といいながら猫パンチをされているそうです。ぜんくんのやんちゃな姿は、飼い主さんを癒やしていることがわかりました。
写真提供・取材協力／＠hmm139さん／X（旧Twitter）
取材・文／小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
