食事の時間が不規則
薬は指示通りのタイミングに飲むのが理想ですが、生活リズムや体調不良などでやむをえず不規則になってしまうことがあります。このような場合は、まずは処方医または薬剤師に相談しましょう。薬の種類によっては、食前・食後・食間など、服用時間が厳密に定められているものがあるので注意が必要です。
なお、実際には食後などと指示されている薬でも、食事と関係なく服用できるものもあります。(※3)たとえば、一般的な抗生物質は食後に飲めない場合でも、服用間隔を空けて決まった回数飲むことが大切です。薬ごとの判断は非常に難しいため、必ず事前に処方医や薬剤師に相談してください。
正しい服用方法で安全に服用しましょう
薬を安全に服用するには、決められた用法・用量を守ることが大切です。飲み忘れた場合や食事のタイミングからずれてしまった場合には、まずは処方医や薬剤師に確認しましょう。
一般的な薬は、食前・食後などの指示から多少ずれても問題ないことがほとんどです。ただし、服用間隔などの注意点は薬によって異なり、厳密に指示を守らなければならない場合もあります。自己判断を避け、専門家に相談することが重要です。
<参考文献>
※1 国立大学法人千葉大学総合安全衛生管理機構「SHO健康だより」
※2 全国健康保険協会「お薬を飲み忘れてしまったら」
※3 一般社団法人島根県薬剤師会「おくすり全般(一般的な質問)」
配信: たまひよONLINE