いよいよなわとびを使った実践練習です!
①なわとびを半分に切って練習!
「まずは、普通のなわとびは使いません。今、100円ショップでなわとびが買えるので、そのなわとびを真ん中で切ってしまいます。それを使って練習をします。この練習の利点は、ひっかからないで練習ができることなんです。なわとびができないうちは、どうしても回し方が未熟なためひっかかってしまって、痛いしできないしで、逆上がり同様すぐイヤになってしまうんですね。でも、半分に切っておけば、ひっかかることなくなわとびを回す練習、ジャンプとタイミングを合わせる練習ができるんです。このとき「イチ、ニ、サン…」と声を出して合わせるとタイミングがつかめます。もうひとつ大事なのは、姿勢をキープすることです。脇にタオルや赤白帽などを挟んで練習すると、自然に姿勢がキープできますよ!」
≪もし切ったなわとびでもうまく回せなかったら?≫
「もし、切ったなわとびでもお子さんがうまく回せなかったら、切った先の部分をそれぞれ何回か結んで結び目の団子を作ってあげてください。それが重りとなって遠心力がついて回しやすくなります。」
②切ったなわとびは、家の中でも練習できる!
「切ったなわとびは、自宅でも練習できます。長さを半分に折って短く持って、回しながら跳ぶ練習をしてみましょう! これなら床を傷つけたりすることもありません。なわとびは外でしか練習できないという固定概念は取り去りましょう!」
※ただし、必ず近くに人がいないことを確認して練習しよう!
③いよいよ、普通のなわとびで練習!
「切ったなわとびの練習で回し方とタイミングがつかめたら、普通のなわとびです。これまで実践してきたポイント、グリップの握り方、ジャンプの仕方、脇をしめること、ジャンプと縄を回すタイミングを合わせることに気を付けて、「イチ、ニ、サン…」と声を出しながら跳んでみましょう。すべてを意識するのは難しいので、なるべく…という感覚で練習してみてください!」
≪普通のなわとびでなかなか跳べなかったら?≫
切ったなわとびを再びしっかり結んでつなげ、しばらくそれを使って練習してみてください。結び目が重りになって跳びやすくなります。
④応用編
「切ったなわとびで、二重跳びやクロス跳び、あや跳びのタイミングも同じように練習できます。種目によって、回し方を体に覚えさせたり、縄の回転速度を上げたり、ジャンプの滞空時間を長くしたり、合ったタイミングを練習しながら見つけましょう。ひっかかることがないので、いろいろチャレンジしてみてください。」
笹木コーチからのメッセージ
「子どもは、ひとつのメニューがずっと続くとすぐ飽きてしまうので、いろいろな練習メニューをテンポよく与えて、楽しみながら練習してみてください!」
撮影/岡村智明 イラスト/尾代ゆうこ 取材・文/横田裕美子
指導・監修
スクール情報
■スクール指導/体育の家庭教師事業部
■指導者派遣/育成事業部
■各種コンサルタント事業部
■ボディケア事業部(日本エフ・レッグ協会加盟店)
■アドベンチャー事業部(合宿、デイキャンプ企画開催)
http://www.pisera-sport.com/
■スクール指導/体育の家庭教師事業部
■指導者派遣/育成事業部
■各種コンサルタント事業部
■ボディケア事業部(日本エフ・レッグ協会加盟店)
■アドベンチャー事業部(合宿、デイキャンプ企画開催)
http://www.pisera-sport.com/