③ しまう
②で分けた物のうち、手元に残す物を元の場所にしまっていきます。ここでのポイントは、取りやすい場所によく出し入れする物をしまうこと。
引き出しにしまう場合は、よく出し入れする物が引き出しの手前にあるとよいでしょう。引き出しを少し引けば、すぐに取り出せるようにしておくのがベター。
ビフォーアフターの写真を撮ってみる
写真に撮ってみると、第三者の目線でみることができます。
人の脳は「見たい物だけ見ている」とも言われます。つまり、現実は自分が思っている以上に部屋が乱れているのです。
それを視覚化してくれるのが写真です。片づける前の状態を写真に撮ってみましょう。「あれ、思っているより散らかっている……」と感じるかもしれません。
片づけた後にも写真を撮り、ビフォーアフターを見比べてみるというのも、片づけのモチベーションが上がる手段です。
買い物のクセに気づくことも大切!
部屋を綺麗に保つためには、物を安易に増やさないことも大切です。
たとえば、以下のような買い物をしていませんか?
・ネットショッピングですぐに物を買ってしまう
・忙しくなってくると無性に買い物がしたくなる
・片づけようと思い、先に収納ボックスを買ってくる
・在庫を把握しておらず、重複して買ってしまう
などなど……。
これらは、結構無意識にやってしまっているんですよね。買い物をする際のクセになっているんです。
「部屋が片づかない」と悩む前に、物の買い方を変えてみるのも片づけの第一歩ですよ。
自分に合った手放し方も見つけよう!
洋服など「捨てられない!」とお悩みの方には、寄付して手放すという選択肢もオススメです。
「まだ使えるから捨てられない……」この気持ちがあると、片づけが先に進まないことがあります。
捨てることに抵抗があるときは、譲ったり、フリマアプリなどで売ったり、寄付という選択肢もありますよ。
実際、物を手放せないとスッキリを手に入れるのは難しい場合もあります。自分はどの方法なら手放せるのか、考えてみましょう。
まとめ
ちょっとした意識を変えるだけで、片づけが一気に進むことがあります。小さな場所の片づけからはじめて、小さな成功体験を積み重ねていくことが、広い場所を片づけられるステップになります。
無理をせず、小さなところから片づけてみてください。そして片づけを習慣化してみましょう。習慣化できたときに「いつでも人が呼べる部屋」が手に入ることでしょう。
この記事の執筆者門傳奈々ライフオーガナイザー®︎1級、メンタルオーガナイザー®︎、シニア生活環境オーガナイザー®︎、リユースオーガナイザー、整理収納アドバイザー1級
東京都在住。夫、長男(13歳)、長女(10歳)、次女(7歳)の5人家族。ライフオーガナイザー®︎として個人宅のお片づけサポートやお片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを行っています。オンラインツールzoomやSkype、LINEを使用した【オンライン片づけ相談】、【オンライン片づけレッスン】も随時開催しております。
また、「利き脳」に合わせた収納術が学べる【利き脳片付け®︎収納術講座】や日々の暮らしに取り入れたいアイディア豊富な【メンタルオーガナイズエッセンスセミナー】も好評開催中!
「忙しい人が1日30分の自分時間を持てるお片づけ」をモットーとし、暮らしが楽になる家事動線作りなどを得意としています。自身も結婚後、度重なる引っ越しや妊娠、出産を経て片づけられない状態に陥る。「片づけ」を学び、片づけられない状態を数年がかりで脱した過去の経験から、お片づけに悩むお客様の気持ちに寄り添った仕事を心がけています。
ブログ:東京 お片づけ・整理収納 ライフオーガナイザー®︎ メンタルオーガナイザー®︎ 門傳(もんでん)奈々 暮らしにもっと「いいネ!」を。
Webサイト:東京都中央区の整理収納サービスtotonou(トトノウ)
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配信: マイナビ子育て
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