夜明けと同時にヒット連発!
ポイントに到着すると、活きエサとなるシコイワシが配られた。「今日のエサはシコイワシ。サイズが小さいので、孫針は切って置いて下さい」と船長から案内があった。その日によって、入って来るイワシのサイズが異なるそうだ。まずは同船した釣り人にお話を伺っていく。
薄っすらと日が昇り始めると「アタった!」という声が聞こえてきた。周りを見ると数人が同時にヒットさせたかと思えば、1~2kgのサイズが次々と上がってきた!
さらにその直後には右舷でビッグファイトが繰り広げられた!ヒラメ竿が海面に突き刺さり、やりとりの末に上がってきたのは、なんと3.4kgのマハタ。風格のある良型個体である。このクラスになると、“さすが、ハタ類!”というパワフルなファイトであった。さらに、今回はエサのサイズが影響したのか、ヒラメのヒットが多く、船内は序盤に最高の展開を迎えた。
潮回りするたびに活性化!アタリも増える!
アタリが遠のくとすぐに移動するスタイルで、潮回りの度にヒットがある状況。途中、右舷で強い引きが。海面に大きなマハタが上がった!これがなんと、3kg中盤の大型。
この釣りは仕掛けを投入してから数十秒で移動となるケースがあるなど、魚がポイントに“居るか居ないか”がハッキリしている。船長も「釣りきってしまうと、ポイントが終わってしまう」と、ターゲットが根魚ということもあり資源確保も考慮した釣らせ方を意識しているそうだ。
そんな中、船中数もだいぶ確保でき、個人的には「マハタってこんなにいるんだ」という印象。“マハタが本命、ヒラメがゲスト”という不思議なパターンもおもしろく、ヒラメ以外に他の魚は上がって来ないのも不思議であった。
配信: 釣りビジョンマガジン