栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」といえば、やはり樹齢160年を超える大藤が有名だ。園内には他にも色とりどりの花を咲かせる藤の木が植えられていて、春には圧巻の光景を生み出す。
しかし、この場所に幻想的な風景が広がるのはその時だけではない。
「冬のあしかがフラワーパークは最高です」
2024年11月下旬、そんなポストがX上に投稿され、話題になった。
こちらはXユーザーのハスカップ07(@haskap1017)さんが年11月23日に投稿した1枚。
上部から垂れ下がる、幻想的な紫の光。季節外れの藤の花? いや、そうではない。
眩しくも雅やかなその光景は、あしかがフラワーパークの冬季イルミネーションを撮影したものだ。
イルミネーション開催中の23年11月5日、パークを訪れていたというハスカップ07さん。秋から冬にかけて長期間楽しめるのが、この催しの魅力の1つだと語る。
「光の藤の花は春に咲く藤の花に負けないくらい綺麗でした!」(ハスカップ07さん)
その美しい光景には、Xユーザーからも1万件を超えるいいねのほか、
「凄く綺麗でVRChatのワールドかと思ったら実写ですか!?」
「鬼滅の刃世界みたいで綺麗」
「冬にもこんな美しい藤棚が見れるなんて最高すぎます」
といった声が寄せられている。
長崎・ハウステンボスの「光の王国」、北海道・札幌の「さっぽろホワイトイルミネーション」と並んで、夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「日本三大イルミネーション」とされる、あしかがフラワーパークの「光の花の庭」。この冬も、25年2月16日まで開催中だ。
昼と夜、そして春と冬。
いくつもの顔を持つあしかがフラワーパークは、まさに一年中楽しめる花の楽園と言えるだろう。(ライター:Met)
配信: Jタウンネット
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