さや香がサンド伊達に「絶対いらない」とガチ説教された“不仲ウリ”の原点番組とは

 お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが「大好き」だという若手コンビ・さや香の不仲な実態を「いらない情報」だとし、本気のトーンで“公開説教”を展開した。

 12月10日に放送された「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(テレビ朝日系)では、ゲストにさや香の2人(新山、石井)を招き、お笑いファンの間で長く囁かれてきた不仲説の真相に迫ることに。

 番組MCのアンタッチャブル・柴田英嗣から「どうなの?」と聞かれ、まずは新山が「まぁ、まぁ、不仲」と認めると、石井も「仲良くはないっす」とコメント。アンタッチャブル・山崎弘也が「石井くんが新山くんを全然見ないのが怖いのよ」と指摘すると、石井は「別に見んでも会話できるじゃないですか」と早くもコンビの不仲が伝わるムードとなった。

 しかし、好感度No.1コンビとして長く活躍してきた伊達は、さや香の現状を心配しているといい、「すごい仲悪いって話は聞くよ」と業界でもよく知られた話になっていると説明。続けて「それって致命的なの。仕事がね、これ以上増えないよ」とコンビ双方にメリットがないとし、山崎も「スタッフさんが気を遣い始めるからね」と共感した。

 伊達はさらに「(周囲が)“さや香の冠番組作ろう”“でもあの2人仲悪いしな”って、(噂が)行き渡ってるから。それ致命的だって」「今日はその話をしようと思ったの、さや香に。直せることだから。2人きりでちゃんと話しないと」と、かなりガチムードな説教を展開。ただ、石井はこれに「仲良くならないとダメなんですか?」と納得できない様子で、伊達は「仲良くなるというか、2人きりの時間を増やしたほうがいい」とアドバイスしていた。

 途中、山崎が「あんまり不仲を売ることはないよってことだよね?」と合いの手を入れると、伊達は「絶対売らないほうがいい。絶対いらない情報だし」と指摘。ここで相方・富澤たけしも「こいつはいろんな番組にさや香を呼びたいんだと思う。だけど、そういうのを聞いちゃうと(呼びづらくなる)」と伊達の気持ちを代弁すると、伊達は「オレは呼びたいけど、スタッフが…みたいな」とやはり周囲から難色を示されてしまうことがあると仄めかした。

「2人の不仲が悪い意味で世間に知られてしまうきっかけとなったのは、2022年12月にテレ朝で放送された『M-1グランプリ アナザーストーリー 新王者ウエストランド舞台裏の真実』でのこと。そこで2人は漫才の方針をめぐる議論の中で突如ヒートアップし、荒々しい言葉が飛び交うと、最後は新山が密着取材のカメラに『ちょっと終わってください』と中断を求めることに。そのバチバチした気まずい様子は番組作りを進める上での明らかな弊害になっており、普段は温厚な伊達がここまで本気の説教を見せていることからも、2人が各所で不仲を否定せずにむしろアピールしているフシがあることは、伊達には理解できないのでしょう」(テレビ誌ライター)

 漫才1本でやっていくならまだしも、バラエティでの活躍を目指しているのなら、確かに、仲の悪さが仕事に悪影響を及ぼしそうだが…。

(木村慎吾)

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