一人っ子でも社交性は育つ!?家庭で実践できる3つのこと

「一人っ子だと社交性がないわがままな子になってしまうのでは……」と不安になっていませんか? 一人っ子の環境でも、他者との関わりや付き合いを経験することは可能です。次のように、人と関わる経験をたっぷり積ませてあげましょう。

■積極的に友だちや外部の人と触れ合えるようにする

 保育園や幼稚園、習いごと、お友だち家族と一緒にお出かけするなど、家族以外の人と関わる時間を積極的に作ってあげましょう。家族以外の大人や同年代の子どもたちと一緒に何かをする経験は、兄弟姉妹がいなくても十分できます。本物の人間関係の中で試行錯誤し、苦しい思いも失敗も、相手の気持ちを思って行動を選択する経験も、たっぷり積ませてあげてくださいね。

■お手伝いをしてもらうなど家族で“協力”しながら生活する

 一人っ子だとしても、家庭内で社交性を育むことは可能です。何でも買い与え何も苦労しないよう、代わりに全部やってあげるのではなく、役割を与えて助け合いながら暮らしていく体制を作るのがよいでしょう。家族の一員として、家族が幸せに暮らすために何ができるか、どう改善していくのがいいかを考えてブラッシュアップしていきましょう。

■ボランティア活動に参加する

 ボランティア活動は、地域の方や他者との交流を深めることができるだけでなく、社会の仕組みを理解したり、思いやりの心を育んだりするのにうってつけです。お金では手に入らないものや、生きがいを感じる瞬間をたっぷり経験させてあげましょう。いつも同じメンバーではなく、新しい人との交流を増やせるのもボランティア活動のメリットの1つですよ。

 失敗したりうまくいかなかったりしたときは、兄弟姉妹の代わりに両親が支えてあげましょう。たくさんコミュニケーションを取りながら、人と関わることについて本気でじっくり考える時間を確保することで、社交性の芽はグングンと伸びていきますよ。

(Nao Kiyota)

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