オーストラリアの北部中央にダーウィンという街があります。この街は、常夏で四季はなく、雨季と乾季があります。
乾季はカラッとした暑さ、雨季は雨が多く、日本の夏同様に高温で多湿の過ごしにくい気候となります。
そんな常夏の地域では、さまざまな昆虫や動物たちを家の周辺や家の中でも見かけます。
あるとき、キッチンの空になったヨーグルトの容器のふちに緑色の小さな虫を発見しました。足の長い淡い緑色のミニチュアのバッタのようです。サイズは全長5mmほどでした。
バッタは庭のプランターで家庭菜園をしている私にとっては害虫です。
スーパーやマーケットで購入した種をまいてようやく小さな芽がでてきたと思ったら、その芽を食べてしまう悪党です。
こちらのバッタはかなり大きく太ったものも多く、常に家庭菜園を狙っていて実った果実や野菜もかじられることもあるのですが、緑色のバッタはほとんど見かけず、茶色っぽいバッタや黄土色っぽい、土色や枯れ葉色に近いものが多いです。
そんな中、家の中で徘徊する小さくて可愛い訪問者の淡い緑色のバッタ。
家庭菜園から離れた場所に移動させました。
可愛くてほっこりする訪問者を見て、笑顔になれる1日となりました。
配信: ワウネタ海外生活