こすらず洗えるバスタブ洗剤。汚れが落ちないのはなぜ?
近年、各社から発売され愛用している人も多い、こすらず洗える便利なお風呂用洗剤。浴槽全体に吹きかけて数十秒後に流すだけで、汚れをすっきりと落とせるのが特徴です。
ただし、使ってみて「こすらないときれいにならない」と思った人も少なくないよう。もしかしたら、使用方法を間違えているのかもしれません。本記事ではメーカーの公式サイトを参考に、汚れが落ちない原因と対処法を解説しますよ。
汚れが落ちない原因と対処法
同様の商品を販売している、ライオンの公式サイトにも、「こすらないと落ちないのですが……」との質問が寄せられています。
メーカーの回答は下記の通り。次の3つの原因が考えられます。
①浴そう全体に洗剤がかかっていない。
→洗剤を浴そう全体にまんべんなくかけてから流すようにしてください。
②落ちにくい汚れが付着している
「何日も同じお湯を沸かし直して使用した後」「浴そうの中で身体を洗う場合」「白濁系の入浴剤を使った場合」
→落ちなかったところにもう一度洗剤をかけて流すか、こすり洗いをしてください。
③浴そう以外の場所(床・壁・小物など)をこすらずに洗った
→こすらずに洗えるのは浴そうの中の汚れだけなので、浴そう以外の場所はこすり洗いしてください。
「ルックプラス バスタブクレンジング」を例にすると、浴室の壁や床、鏡などにも使えますが、こすらずに落とせるのは浴槽内の湯アカ汚れだけ。石けんカス、水アカ、カビ、ピンクぬめりなどは、こすらないときれいになりません。
浴槽内の湯アカ汚れすら落ちないのであれば、洗剤が全体にかかっていないか、頑固な汚れが付着している可能性あり。全体にまんべんなく吹きかけてから流したり、こすり洗いをしたりするなどして対処しましょう。
配信: macaroni