「LOVEマシーン」や「恋のダンスサイト」などのヒット曲を連発し、世代交代をしながら27年にもわたって活動を続けるモーニング娘。の“狭き門”について、元AKB48・柏木由紀が実体験を明かしながら語っている。
2006年にAKB48のオーディションに合格して以来、同グループの黄金期を支え、今年春に卒業した柏木。歴代最長となる17年間も在籍した功労者の彼女だが、同グループ加入前には、モーニング娘。の追加オーディションに挑戦したことがあったのだという。
12月14日放送の「痛快!明石家電視台」(MBSテレビ)に出演した柏木は、7歳の頃からモーニング娘。を応援する大ファンだったといい、コンサートを観に行くほどの熱狂ぶりだったと告白。さらに「モーニング娘。(のオーディション)をいっぱい受けてたんですよ」と打ち明けると、お笑いコンビ・アインシュタインの河井ゆずるから「落ちてたってこと?」と聞かれ、「はい」と頷いた。
落選した回数は「4回落ちました」とのことで、番組MCの明石家さんまは「それでAKBに入って、スター?スゴいなぁ」と驚き。柏木は「AKBはたぶん誰でも入れます」と“謙遜”し、同じグループ内では指原莉乃や峯岸みなみもモー娘。のオーディションを受けたことがあると話していた。
「AKB48を17年間支えた柏木をして『やっぱり一番のあこがれ』と言わしめるモー娘。には、芸能界にも泣く泣く加入をあきらめた落選者が多いことでも知られています。モデルや実業家としても活躍中のダレノガレ明美は小6と中3の2回、オーディションに応募するも、どちらも書類審査で不合格という結果に。また、歌手として紅白歌合戦にも出場したキャリアを誇る西野カナも、若き日にモー娘。オーディションを通過することができず、悔し涙を流しています。グラビア界では若槻千夏や磯山さやか、お笑い界にも南海キャンディーズ・しずちゃんこと山崎静代、イモトアヤコ、タレントでもIMALUや木下優樹菜などの“落選組”がおり、いかにモー娘。オーディションが狭き門だったかが伝わりますね」(テレビ誌ライター)
ただ、本家を超えるほどの活躍を見せたケースも多く、落選の悔しさをうまくモチベーションに変えられるかどうかが重要だったと言えそうだ。
(木村慎吾)
配信: アサジョ
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