虫歯リスクをおさえましょう
糖分をコントロールする
虫歯は口の中にある虫歯菌が酸を生み出し、歯が溶けていく病気です。酸を生み出すのは主に虫歯菌のエネルギーとなる糖分を摂った時が多く、虫歯にならないためには糖分の量や食べる時間、回数を減らす必要があります。
糖分をコントールすることで、口の中の唾液を上手く働かせることができ、虫歯リスクをおさえてくれます。
唾液の分泌量を多くする
人の口内では唾液が酸で溶けた歯の修復を行っており、唾液の分泌量が多いほど虫歯リスクが低くなります。
常に食べ物を口に入れている状態では、酸の分泌量が多くなり、唾液の修復機能が追いつきません。そのため、飴やガム、飲み物を口にしない時間を作り、唾液の分泌を促す必要があります
口の中を乾燥させない
虫歯、口臭リスクを下げるためには唾液の分泌が重要であるため、口の中を乾燥させないことも予防方法となります。
口を開けるクセがある方は、口を閉じて乾燥を防ぎ、唾液を分泌させることを意識しましょう。
この記事を監修してくれたお医者さん
日本歯科医師協会認定医
越智英行
略 歴
昭和大学 歯学部 卒業/昭和大学大学院 歯学研究科 臨床系歯科麻酔科学 修了/昭和大学 歯学部 全身管理歯科学歯科麻酔科 助教/医療法人社団コンパス 常務理事
保有資格
歯科医師/歯学博士/日本口腔外科学会 認定医/日本外傷歯学学会 認定医
配信: 医科歯科健診コラム