妊活経験のある既婚者は30%にとどまる
厚生労働省が、2024年11月に公表した「人口動態統計(概数)」よると1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は、約33万人。、去年の同じ時期と比べると約6.3%の減少となり、2024年の出生数が統計開始史上過去最低の70万人を下回る見込まれることが判明しました。
それを受け、アンファーのメンテックブランド「HOMTECH(オムテック)」が、男女の妊活と不妊に対する意識調査を行い、その結果を発表しました。調査は2024年11月、10~70代の男女400人を対象に、インターネット上で行われました。
現在妊活を行っていると回答したのが6%、過去に妊活を行っていたと回答したのが24%、と、妊活経験のある既婚者は、30%のみであることが分かりました。
また、不妊の原因が男女どちらにも存在していることを理解していると回答した割合は16%と少ない結果となりました。そもそも約7割の既婚者が不妊の原因が男女どちらにあるかわからないと回答しており、男女ともに不妊の症状・原因に対しての理解度が不足している現状が浮き彫りとなりました。
さらに、不妊の原因の一つとして挙げられるのが性の問題。子供のいない夫婦に性の悩みについて調査したところ「性的興奮が持続しない」「性的満足度が低い」「性行為に対する欲求が減少している」の項目が各24%と他悩みに比べ高い結果でした。
調査を行った「HOMTECH」は、「3項目の共通点として夫婦での性行為に対するマンネリが大きく影響しているのではないかと考えられます」と、分析しています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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