韓国最南端の地「チェジュ島(済州島)」。黒潮の恩恵を惜しみ無く受けたフィールドは韓国有数の魚影を誇るが、特筆すべきは魚のサイズ。なんと、30kgを超える記録級のヒラマサが数多くキャッチされているらしく、そのポテンシャルは計り知れない。挑むのはメタルバスターで活躍中の沼田純一さん。人生初挑戦となった舞台で、なんと自己記録更新となるメモリアルフィッシュが登場!歴史的な瞬間に立ち会うことができたスタッフが、その興奮冷めやらぬうちに、いち早くレポートさせていただく!
日本からたった2時間!超身近な海外の楽園
チェジュ島(済州島)。韓国半島の南西に位置し、日本海、東シナ海、黄海に面する火山島。韓国を代表する〝観光地〟といった印象を持つ方が多いかと思うが、最高の〝フィッシングフィールド〟である、ということはまだあまり知られていないかもしれない・・・。
〝海外遠征〟というと時間がかかるし、わずらわしいことが多いと思われがち。だが、チェジュ島には関西国際空港から直行便が出ており、フライト時間はわずか2時間。時差はなく、気候も日本とほぼ変わらないので実は手軽に海外釣行を楽しむことができる。島内での移動手段はレンタカーがオススメ。さらに、開拓されていないエリアが豊富なので自由に動き回って自分だけのポイントを探すこともできる!
怪物の根城〝ペンシルの墓場〟
今回、チェジュ島の釣りにチャレンジするのは、釣りビジョンの番組『メタルバスター』でもおなじみの沼田純一さん。船からのキャスティングゲームがチェジュ島の開幕戦となった。
当日は1週間で水温が4度下がり15度台に。極端な水温低下の影響で魚の活性が低いことが予想されたが、そんな心配を打ち破るかのように、水面を割る豪快な水しぶきが・・・!惜しくもフッキングには至らなかったが、船長によれば「ここは“ペンシルの墓場”と呼ばれているんだよ」とのこと。大型のヒット率は高いものの、たちまち根に潜られラインを切られてしまうため、いつしかそう呼ばれるようになったそうだ。
魚の反応があったのはプロトタイプのダイビングペンシル240mm。このルアーで引き続きサーチしていくと・・・再び大きな水しぶきが!そして、ドラグが悲鳴を上げる!
配信: 釣りビジョンマガジン