犬が「吐く前」に見せるサインとは? 吐いた後に「様子見が危険な症状」について獣医師が解説

犬が「吐く前」に見せるサインとは? 吐いた後に「様子見が危険な症状」について獣医師が解説

犬が吐いたときの飼い主さんの適切な対応は?

犬が吐いたとき、飼い主さんが大きくリアクションしたり叱ったりしてはいけません。そうした飼い主さんの反応を見た犬は「吐くことは悪いことだ」と思い込み、隠れて吐いたり症状を隠そうとするようになる可能性があります。

犬が吐いたときには、落ち着いて対処しましょう。吐いたときの犬の様子や内容物、日時を記録しておくと、受診の際に役立ちます。

犬が吐いた場合の動物病院の受診の目安は? 様子見は危険な場合も

犬が吐いたとき、元気や食欲がない場合は早めに動物病院を受診することを検討しましょう。下記のような症状が出ている場合には、緊急性が高いです。
・ふらついている
・意識が朦朧としている
・粘膜の色が白い、もしくは紫色
・呼吸が速い、荒い
・自力で立てない
・続けて何度も嘔吐する、えずく
様子見は危険ですので、早急な受診をお勧めします。

また、元気や食欲がある場合でも、1時間程度はなるべく安静にすることが大切です。なにか気になることや心配なことがある場合には、動物病院に相談してみてくださいね。

(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柴田おまめ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2024年11月時点の情報です。

関連記事:

いぬのきもち WEB MAGAZINE
いぬのきもち WEB MAGAZINE
「いぬのきもちWEB MAGAZINE」では、愛犬のしつけやしぐさ・健康などの飼い主さんのためになる情報だけでなく、 可愛くて話題の犬写真・SNS記事など、犬好きの方も楽しめる情報を毎日お届けしています。
「いぬのきもちWEB MAGAZINE」では、愛犬のしつけやしぐさ・健康などの飼い主さんのためになる情報だけでなく、 可愛くて話題の犬写真・SNS記事など、犬好きの方も楽しめる情報を毎日お届けしています。