イカ・タコ・カニは猫にとってなぜ危険? 獣医師が解説!

イカ・タコ・カニは猫にとってなぜ危険? 獣医師が解説!

カニを猫に与えると危険な理由

イカやタコと同様、カニにもチアミナーゼが含まれていますので、猫に与えないよう十分注意が必要です。

《カニカマなどの加工食品も猫に与えないで》
カニカマの主な原料は、かまぼこやちくわなどと同じスケソウダラなどの魚のすり身ですが、カニの身やカニエキスを加えて本物のカニに近い風味を出しているので、猫にとって安全とはいえません。
また、カニカマはさまざまな調味料や添加物が加えられ、人がおいしく食べられるように加工された食品です。猫にとって人の食べ物は塩分などが多すぎるおそれがあるので、このような点からもカニカマは猫に与えないようにしましょう。

人にとって身近な食材のなかには、猫にとって危険なものがたくさんあります。むやみに与えないよう注意してください。

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/長谷部サチ
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年10月時点の情報です。

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